【異界月】個人的に100枚買う枠【まとめ】
フルスポ恒例の100枚買え枠の考察です。
みなさん、財布の貯蔵は十分でしょうか。異界月は優秀なカードが多かったため、選ぶのに相当難儀しました。
一応5色+アーティファクトで選んでおります。(多色の呪文捕らえは白で勘定してます。)
正直絞り切れなかったので、少し物足りない記事になってしまっているかもしれませんが、そこはご容赦くださいな。
《騒乱の歓楽者》
というわけで、異界月100枚枠。トップバッターは、《騒乱の歓楽者》です。(リンク先は考察記事)
初めて見た時からこれはデッキの根幹になりうるカードだなーという印象でした。
2マナ3/4果敢になりうるのも確かに強いですが、何より強いのは、ほかの色と違い手札を増やすことが苦手な赤の数少ないアドバンテージ源となりうるところです。
理想的な動きをした後に手札を補給でき、ある程度信頼のおけるサイズのクリーチャーを盤面におけるのは強いですね。
また、これを2マナで唱えた後のアクションがちゃんと保証されているため、うまいこと回せば、上のデッキを食えるポテンシャルを発揮してくれると信じています。
《騒乱の歓楽者》自体のマナコストが8マナということもうまく生かしたいところ。具体的にはこの後取り上げる《老いたる深海鬼》と一緒に使ってあげたいですね。
まあちょっとオーバーキル感が出てしまいますが、最近のセレズニアはクリーチャーのサイズもえげつないことになっていることが多いので、少し大げさに叩きのめす方向でも問題はないでしょう。
《老いたる深海鬼》
次はこれ、《老いたる深海鬼》。(リンク先は考察記事です。)
この手のディスアド系クリーチャーはあまり得意ではないんですが、見た目以上に軽いマナコスト、
瞬速から繰り出されるパーマネントタップ、《コジレックの帰還》を耐えうるタフネスと、個人的には好きな要素てんこ盛りの蛸さんです。
相手のドローステップにこれを唱え、マナをぎちぎちに縛ってもいいですし、こちらの打点を通すために、エンドステップに相手のクリーチャーを寝かせてもおいしいです。
現出で唱えても、こいつ自身は8マナのクリーチャーなので、《コジレックの帰還》の誘発効果のトリガーになりうるのはえらいですね。
しかも、誘発効果の《コジレックの帰還》は、《ドロモカの命令》でも軽減できないので、信頼度がかなり高い除去になったというわけですね。
現出の餌には《作り変えるもの》なんてのがうってつけでしょうか?異界月のカードではありませんが、これも100枚枠って感じですね。
《呪文捕らえ》
これは言われなくても100枚枠という方も多いんじゃないんでしょうか?
《呪文捕らえ》です。(リンク先は考察記事)
3マナ2/3 瞬速 飛行という高いスペックを誇りながら、相手の4マナ以下の呪文を《忘却の輪》してしまう怖いやつ。
《霊体の羊飼い》と組み合わせると、5マナでソフトロックかかるので、デッキによっては割と積みが見えてしまいます。
スピリットデッキを実践級まで押し上げてくれそうです。
ひょっとすれば下の環境でも使えそうなくらいポテンシャルを秘めていますので、いろんな意味で見逃せない1枚です。
《州民を滅ぼすもの》
お次は《州民を滅ぼすもの》です。(リンク先は考察記事)これはまだ考察記事を書いていませんが、このカードは新しいアーキタイプを切り開いてくれそうで期待してます。
特に組わせたいのは《血統の観察者》や《目なしの見張り》ですね。
本体の高いマナコストとトークン生成を組み合わせることにより、早期に相手をひき殺すことが狙えて来ます。
また、《州民を滅ぼすもの》自体が7/7速攻トランプルという殺意の塊なので、一度でも対処を誤るとそのままゲームを決めに行けるのが強みですね。
《卑小な回収者》と合わせて使えばトークン生成には事足りない感じでしょうか?もう少し詳しい考察記事をそのうち公開しますので、しばしお待ちを。
《膨らんだ意識曲げ》
最後は黒だぜ、《膨らんだ意識曲げ》。(リンク先は考察記事)本当は《墓所破り》を掲載したかったんだけど、残念なことにゾンビの枚数が少なすぎて、ゾンビはデッキにならないんじゃないかと判断。
というわけで繰り上げ入賞、《膨らんだ意識曲げ》。
こちらのカードを1~2枚使い、相手のカードを最大2枚捨てることができる。
書いてあることだけを見るとあんまりかもしれませんが、問題は相手は手札を2枚失った状態で、この5/5をどうにかしないといけないところですね。
今回はアンコモンに《エムラクールの囁き》がありますが、これがいい味出してくれそうで期待しています。
黒はちょっと工夫しないと厳しそうですね。
《縫い師の移植》
最後は無色だ、《縫い師の移植》。(リンク先は考察記事)
テキストを要約すると「工夫して使え」ですね。
警戒クリーチャを多用するデッキなら、ローリスクでハイリターンを得られるのでおすすめです。
警戒クリーチャーと特に相性がいい《実地研究者、タミヨウ》と組み合わせれば、ハンドアドバンテージの問題もあっさり解決です。
一応《アクロスの英雄、キテオン》の裏面である《歴戦の戦士、ギデオン》の効果を使えばアンタップできたりと、白系でもなんとかなりそうなところがグッド。
まあ無難に警戒クリーチャーを多用するか、欲を出して《永遠の見守り》を使うのがベストでしょうか。
ざっと6枚取り上げて見ましたが、正直全然物足りないので、そのうち後編やります。
本当に今回のカードは面白いものがたっぷりでたまりません。
それでは、また。