呪文捕らえは白青スピリットデッキを成立させうるか

2016年7月7日

スポイラー最終週にもかかわらず、毎夜面白いカードが公開されるので、考察記事が追いつかないという嬉しい悲鳴。

今日はひょっこり飛び出し世間を騒がせている呪文捕らえを考察します。

 

呪文捕らえ
1(W)(B)

クリーチャー - スピリット
瞬速
飛行
呪文捕らえが戦場に出たとき、点数で見たマナコストが4以下の呪文1つを対象とし、それを追放する。
呪文捕らえが戦場を離れた、その追放されたカードのオーナーはそのカードをそれのマナコストを支払うことなく唱えてもよい。
2/3

3…マナ…?こいつ3マナなの?

瞬速・飛行2/3ってだけで十二分の仕事をしているというのに、このCIPはマナレシオ壊れてるのでは?

というかまたカンパニー強くなるよ…

 

っていうのが最初の評価でした。カンパニーを打つタイミングが増えたなー、相手の呪文キャスト時にワンチャン狙うようになったんだなーと思っていたんですが、よくよく考えてみると、バントカンパニーの柱は《反射魔道士》です。しかし相手のクリーチャー呪文キャスト時に呪文捕らえを期待して《集合した中隊》を唱えてしまうと、《反射魔道士》が捲れた場合、最大火力は発揮してくれません。

かと言って相手のエンド時に《集合した中隊》をキャストして呪文捕らえが捲れてもただの飛行戦力でしかありません。(それでもまあ強いけど)

というわけで、この呪文捕らえを最大限活かすデッキはバントカンパニーではないなという結論に達しました。

じゃあどこに居場所があるか。

それはもちろん白青スピリットです。《鎖鳴らし》や《往時の主教》などパーツは粒揃いでしたが、デッキが成立するほど枚数がありませんでした。

しかし、自身を生け贄に捧げることで全体に破壊不能を付与する《無私の霊魂》の登場も相まって、いよいよ白青スピリットもアーキタイプとして成立する予感です。

《族樹の精霊、アナフェンザ》という後続打点を強化できるスピリットもいますので、うまいこと《鎖鳴らし》と連携すれば、現環境最強デッキの白緑系にも有利を取ることができます。

特に今はフライヤーがめっきり減っている環境なので、白青スピリットが次期スタンの主要デッキになる可能性すら有ります。

スピリットは軽量である2マナ域が優秀なため、釣り竿にもなる《オジュタイの命令》とは相性抜群です。

呪文捕らえに加え、軽量カウンターやバウンスを組み合わせることで、クロックパーミッションの成立も考えられますね。

なんにせよ、楽しみなカードです。

その他に成立しそうなデッキなどありましたら、@iCtomoeにまでリプライ下さいな。

それでは、また。

追記

呪文捕らえをよりエグく使うためのコンボ紹介をアップしました。こちらから御覧ください。

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