《ナヒリの怒り》を最大限活かす方法
ストーリで大暴れしていたナヒリ先輩。見事ソリンを撃破し、長い年月をかけた復讐劇に幕を閉じました。
そのワンシーンがこの《ナヒリの怒り》。Fateでこんな攻撃方法の赤い弓兵がいましたね。
とりあえずテキスト。
ナヒリの怒り (2)(R)
ソーサリー
ナヒリの怒りを唱えるための追加コストとして、カードをX枚を捨てる。
クリーチャーやプレインズウォーカー、最大X体を対象とする。ナヒリの怒りはそれらにそれぞれ、捨てたカードの点数で見たマナ・コストの合計に等しい点数のダメージを与える。
書いてあることを要約すると、とりあえずアド損。代わりに手に入れるのはテンポといった形でしょうか。プレイヤー本体に届かないのは要注意。
普通に使ったらちょっと手札消費が激しくて、とならば普通以外に使うしかありません。怒り狂ってアドバンテージとかそんな冷静なこと言っている場合じゃないっていうのがよくわかる良いカードです。
で、まず真っ先に思いついた使い方が、UR熱病の幻視デッキ。これを書いていて思い出したんですが、まだレシピとしてまとめていなかったので、とりあえず画像だけ貼っておきます。
重かったらごめんなさい。そのうちテキストにまとめます。
基本的な動かし方はゾンビさんチームを墓地に叩き落とし、熱病の幻視のリソースを駆使して復活を繰り返すだけです。
弱点はクリーチャーを墓地に落とす手段がすくないことなんですが、《ナヒリの怒り》はむしろガンガン捨てに行ってくれます。頼もしい限りの一枚です。
割と安価に組めるデッキなので、おすすめです。
このデッキなら、墓地に捨てるという行為自体がこちらの動きの加速につながりますので、《ナヒリの怒り》は当確まちがいなしでしょう。
次に思いついたのが、《ゴブリンの闇住まい》との合わせ技です。とはいえ、《ナヒリの怒り》を《ゴブリンの闇住まい》で唱えるのが目的ではありません。
今回収録されました《異界の進化》を《ゴブリンの闇住まい》で唱え、《龍王アタルカ》へアクセスするのが目的です。
《異界の進化》は唱えると追放されてしまうため、3マナクリーチャーに《異界の進化》を唱え、墓地に落ちた《異界の進化》を《ゴブリンの闇住まい》で唱えることができないんですね。
そのため、《異界の進化》には直接墓地に行ってもらう必要があります。そのために使うのが、《ナヒリの怒り》というわけです。手札に溜まってしまった高マナのフィニッシャーを捨てながら《異界の進化》も捨てるという算段です。
最後にひらめいたのが、前紹介いたしました《騒乱の歓楽者》や《詮索好きのホムンクルス》のための墓地肥やしで使うという発想です。《騒乱の歓楽者》自体が8マナクリーチャーのため、《ナヒリの怒り》との相性は抜群ですが、それ以上に、任意の枚数手札を捨てられる《ナヒリの怒り》と、インスタント・ソーサリーぶんマナコストを軽減でき、手札を3枚になるまで補給できる《騒乱の歓楽者》との相性は最高といった感じです。
個人的には、このタイプの赤青デッキに入れたいなーって考えています。《棚卸し》や《霊魂破》のような墓地にあってこそ力を発揮するカードを多用するデッキにこそ入れたいですね。
とまあ考えれば考えるほど使いみちが浮かぶ面白いカードですね。
この他に面白い使い方をご存じの方は、@iCtomoeにまでリプライ下さいな。
それでは、また。