《州民を滅ぼすもの》を《謎の石の儀式》デッキに入れたい
謎の石の儀式デッキ…。このブログでも何度か取り上げたことがあるアーキタイプですが、今日はこのデッキに《州民を滅ぼすもの》を入れてみるというアイデアを考察してみたいと思います。
まずは《州民を滅ぼすもの》のテキストから。
州民を滅ぼすもの (10)
現出(6)(G)(G)(G)
あなたが~を唱えたとき、ターン終了時まで、あなたがコントロールするクリーチャーは+2/+2の修正を受けるとともにトランプルを得る。
トランプル、速攻
7/7
バーランだニャン(幻聴)
なんという脳筋仕様。この手の派手な効果は、まさしく神話!って感じがして清々しいですね。
他の現出クリーチャーは、アドを稼ぐタイプのものが多いので、《踏み荒らし》系の効果はかなり珍しいですが、一度唱えてしまえば割りとゲームが終わってしまう性能しているのが恐ろしいですね。
で、このカードと最も相性が良いクリーチャーですが、それはもちろん《目なしの見張り》や《血統の観察者》ですね。両者とも、本体のマナコストは高いのに、かなりの数のトークンを生み出すことができるのが共通しています。
トークン出した本体をそのまま現出コストにしてしまえば、早ければ5ターン目に最低13点のパンチが望めるので、想像以上に次のスタンのゲームスピードを早める恐れがあります。
《踏み荒らし》能力ばかりに目が言ってしまいますが、7/7トランプル速攻は率直に言って頭おかしい。
プレリに参加された方はご存知かと思いますが、現出って見た目以上に軽いんですよね。
そのため、ふと気を緩めた瞬間、突如として飛び出してきた《州民を滅ぼすもの》に殴りきられてしまうかもしれませんね。恐ろしやー。
ただ、ここまでであれば、まだ他の方も考えること。
個人的には、《州民を滅ぼすもの》は《謎の石の儀式》こそうってつけなのかなと思います。
従来の《謎の石の儀式》デッキは、《ズーラポートの殺し屋》でのドレインや無限コンボに全力を注ぎ過ぎていることもあり、一度《謎の石の儀式》を《ドロモカの命令》などで落とされてしまいますと、有象無象の弱いクリーチャーが鎮座するだけになってしまうこともしばしばです。
そこで新しい価値手段がとして《州民を滅ぼすもの》を入れるのは有りなんじゃないかなーと思います。
まずは2枚からはじめ、ゆくゆくは4枚積むことになりそうで怖いカード筆頭。
どうせ手札に余っても《異端の癒し手、リリアナ》で捨てればいいし。
まあ調整についてはしっかりと腰を据えて考えればいいことなので、まずはアーキタイプという器を再構築できればいいなーと思います。
このデッキの改善案など教えていただけるのであれば、
@iCtomoeにまでリプライ下さいな。
それでは、また。