《卓絶のナーセット》をモダンで使ってみたいwith《神話実現》

2017年6月13日

表題の通り。今日から新しい企画（？）として、発売前の期待とは裏腹に目立った活躍もなくローテーション落ちしたカードをモダンで再活用するのはどうでしょうか。

とりあえず《卓絶のナーセット》をじっくり掘り下げていきたい所存。

卓絶のナーセット (2)(W)(U)
プレインズウォーカー — ナーセット
[+1]：あなたのライブラリーの一番上のカードを見る。それがクリーチャーでも土地でもないカードであるなら、あなたはそれを公開してあなたの手札に加えてもよい。
[-2]：このターン、あなたが次にあなたの手札からインスタント呪文かソーサリー呪文を唱えたとき、それは反復を得る。
[-9]：あなたは「あなたの対戦相手はクリーチャーでない呪文を唱えられない。」を持つ紋章を得る。
6

未だに強いと思うんだけど、どうにも活躍できない残念なカード。

ヴィンテージでは無法に強いらしいけど、レガシーではあまりお呼びがかからず、モダンでは言わずもがな。

スタンに至っては暴落系PWとして名を馳せた。

いやでも、本当に、未だに強いと思うんです。

まずは能力から読み解いていこうと思います。

[+1]は《ドムリ・ラーデ》亜種。どんなにデッキをうまく組んでも、ドローできる確率は60%にするのがせいぜいって感じ。

[-2]は即効性に欠ける上、カウンターに弱いけど、果敢や《氷の中の存在》との相性は抜群。

[-9]だいたい勝てる。

[+1]と[-2]でアドを取りつつ奥義を狙うのが基本戦術な予感。

両者に相性の良いカードをあれこれ考えた結果、ベストカップリング反応を示したのは《神話実現》と《テゼレットの計略》でした。

《卓絶のナーセット》の一番強いところは間違いなく奥義です。しかも初期忠誠度が6と高く、しかも奥義が[-9]と比較的近い。

となれば積極的に奥義を狙っていくのが基本戦術になりそうです。

そう考えた時、増殖で忠誠度カウンターを増やすことができる《テゼレットの計略》は《卓絶のナーセット》との相性がめっちゃいいと思うんです。

[-2]の消耗を抑えたり、[+1]と併用することで奥義までを１手早めたりすることができます。

で、せっかく増殖を軸に組むのであれば、何かと噛み合う予感がする《神話実現》も使いたいところ。

このカードはリセットの巻き添えを喰らわないのが一番偉い。しかもナーセットの[+1]で引き込む事もできるし、[-2]で《テゼレットの計略》を唱えたら、伝承カウンターが4つまで伸びる。

使わない手は無いネ！

などと考えた結果、以外とデッキレシピになる予感がしたので、とりあえず投下。

青白コントロール

《血清の幻視》4
《流刑への道》4
《神話実現》4
《精神石》3
《アゾリウスの印鑑》3
《拘留の宝球》3
《至高の評決》3
《テゼレットの計略》4
《卓絶のナーセット》3
《ギデオン・ジュラ》2
《太陽の勇者、エルズペス》3

土地24
《溢れかえる岸辺》4
《石灰の池》4
《天界の列柱》等

サイドボードは死の影対策の《糾弾》、《解呪》、《広がりゆく海》、《神聖の力戦》、《安らかなる眠り》、《大祖始の遺産》などですかね。