勝ち手段が《水の帳の分離》しか無い青コンがMOで5-0
もうね、MOデイリーで5-0しているデッキは、だいたいバントカンパニーか緑白トークンか白黒コンなんよね。
たまに白単人間とか謎の石の儀式デッキや赤青フラッシュが転がってくらいで、ほぼほぼそんな感じ。
なんていうか環境末期って感じですなーと嘆きながらリストを漁っていると、何度読みなおしても掲載間違いにしか見えないデッキが一つ。
表題の通り、勝ち手段が殆ど無いようなデッキが上位にいたんですよ。
背筋が寒くなるような恐ろしいデッキレシピを今日は紹介します。
デッキリスト
Planeswalker
《卓絶のナーセット》1Spells
《一日のやり直し》3
《収まらぬ思い》4
《水の帳の分離》4
《熟読》4《予期》4
《岸の飲み込み》4
《水撃》3
《荒野の確保》2Artifact
《プリズムの指輪》4Enchantment
《ジェイスの聖域》4Lands
《島》20
《大草原の川》461
Sideboard
《水撃》1
《分散》2
《否認》4
《氷の中の存在》4
《卓絶のナーセット》1
《変位の波》1
《潮からの蘇生》2
…いや、まじでこれ、どうやって勝つんだ?
確かに《水の帳の分離》と《一日のやり直し》のコンボは強烈だと思う。
手札を7枚になるまで補充したあと、こちらのターンから始められたらたしかに強い。
でも必要なマナコスト、全部で9マナなんですな。
おそらくそのための《ジェイスの聖域》でしょうか。これがアレば、確かに7マナで上記コンボを叩き込めます。
…いや、それでも辛いだろうけど。
とくに勝ち手段が、《水の帳の分離》の覚醒と、一応荒野の確保をフルパワーで打つことくらいしか無いのに、本当にどうやって勝つんだろうか。
ギリギリまで粘りに粘って、上記コンボを決め、そっからバウンスで盤面有利にしながら勝ちに行くとかですかね。
たしかに、《卓絶のナーセット》のおかげで、《岸の飲み込み》がエグいことになっていたり、ドローソースで大満足狙えるのは強いですが、果たしてどうなんですかね。
カウンターもメインには一切積んでいないので、カンパニーやプレインズウォーカーが厳しくて仕方なそうですが、本当にどうやって勝ち残ったんですかね。
疑問は残ります。ああ、リプレイが見たい!
どっかようつべとかに転がっていないかな。
だれか詳細をご存じの方は@iCtomoeにまでリプライ下さいな。
それにしても世の中本当に広いなー。セレズニアアポカリプスに文句言ってる場合じゃないですよ!
それでは、また。
(2016/7/10)追記
この記事を投稿してから一週間経ちましたが、再びこの系統のデッキがMOで5-0してました。
かなりアップグレードしていて面白いです。そのデッキの詳細はこちら。
以下ソース
COMPETITIVE STANDARD CONSTRUCTED LEAGUE
Posted in MTGO Standings on June 27, 2016