【SCG-Invitational】メインから1マナ域を29枚積んだ赤単アグロが7-1

StarCityGamesが主催しているSCG COLUMBUS INVITATIONAL WEEKENDでGray Davidson Carroll氏の赤単アグロが異彩を放っております。

上位を見てみると前回のSCG OPENの焼き直しなんじゃないかってくらいバントカンパニーであふれていました。もしくは白単か白緑と白に絡んでいないのは、以前に紹介した赤青マッドネスぐらいなものです。

そんな歪んだ環境に1石投じると思われるのが、今回紹介する赤単です。なんと1マナ域は29枚。

衰滅食らう前に殴りきってやるぜ!っていう火の意志を感じます。

バーン呪文も《極上の炎技》が2枚刺さっているだけなので、一瞬でも躓いてしまったらそのまま敗北してしまうかのようなピーキーなデッキです。

いかにして《無謀な奇襲隊》を唱える前にクリーチャーを横に並べられるかが重要ですね。

今更ですが、怒涛と疾駆の相性ってめっちゃいいですね。自分もこういう潔いデッキは好きです。

というわけで以下デッキレシピ

《ファルケンラスの過食者》4
《ゴブリンの栄光追い》4
《稲妻の狂戦士》4
《無謀な奇襲隊》4
《村の伝書士》2
《鐘突きのズルゴ》4
Creatures 22

《焦熱の衝動》4
《多勢》3
《タイタンの力》4
《ドラゴンの餌》4
《極上の炎技》2
《焙り焼き》1
Spells 18

《山》20
Lands20

《黄金夜の懲罰者》2
《引き裂く流弾》1
《カラデシュの火、チャンドラ》2
《反逆の行動》2
《沸き立つ大地》3
《溶岩の地割れ》1
《焙り焼き》3
《山》1
Sideboard

回さなくてもわかるこのデッキの速さ。現環境もっとも速いデッキと言われても異論はないでしょう。

メインボードは冒頭で語ったとおりなので、今回はサイドボードを見てみましょう。

新しいカードは《黄金夜の懲罰者》ぐらいですね。高いタフネスを活かした《衰滅》対策でしょうか。ちょっと普通に唱えるには山の枚数がたりなさそうなので、サイドにも1枚山をとっている感じですね。

さすがにサイドボードには1マナカードはないですが、《反逆の行動》+《カラデシュの火、チャンドラ》コンボがあったり素敵です。

このコンボはチャンドラのタップ能力を使ったあとに、反逆の行動を唱えることで、チャンドラの効果のアンタップが誘発され、それに対応してチャンドラの能力を使うことで、反逆の行動が解決され、また反逆の行動の効果でアンタップができ、そのまま変身が狙えるというすぐれものです。(ルール上あってるよね・・・?)

一見オールインのデッキに見えますが、さすが7-1するだけあってよく考えられているっていう印象です。

こういうデッキがメタをかき回すようになるともうちょっと流動的になって面白いですねー。

ソース

7-1 or Better Standard Decklists

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