【SCG-Invitational】往時の主教型白緑人間が大注目
StarCityGamesが主催しているSCG COLUMBUS INVITATIONAL WEEKENDでMichael Majors氏の往時の主教型の緑白人間が取り上げられています。
デッキの構成は以前紹介しましたバントカンパニーから《反射魔道士》や《ヴリンの神童、ジェイス》等の青要素に加え、《集合した中隊》や《大天使アヴァシン》や《巨森の予見者、ニッサ》をサイドボードに落とした感じです。
ぱっと見たところ、色が減って安定感は上がっているような印象がありましたが、その代わりに投入された《往時の主教》が大変気になります。
デッキのアド要因は、《往時の主教》、《スレイベンの検査官》、《薄暮見の徴募兵》あたりでしょうか。
《集合した中隊》を切ってまで《往時の主教》を加えたのはメタの推移を予見してのことでしょうか?
実際、今回の大会を見ていて思ったんですが、純粋なパワーと頭数で押し切る試合が多く、飛行などの回避能力は《大天使アヴァシン》など大型クリーチャーがついでのように使っているイメージでした。
序盤から回避能力でクロックを上げていく王道をしばしば私たちは忘れていますが、やっぱり飛行って強いなあ。。。しかもアドがとれる。
《往時の主教》はスピリットなので、白緑人間に《サリアの副官》のシナジーを無視してでも入れるっていうのは相当の信頼を感じます。
まだ市場価格は100円以下と低めなので、入手していない人は是非買って使ってみてくださいな。
異界月でスピリットが強化されたらどのみち必須になりうるカードでも有りますしね。先行投資、先行投資。
というわけで以下デッキレシピ
《往時の主教》3
《棲み家の防御者》3
《薄暮見の徴募兵》3
《白蘭の騎士》4
《サリアの副官》4
《スレイベンの検査官》4
《不屈の追跡者》1
《町のゴシップ屋》2
《アクロスの英雄、キテオン》3
Creatures 27《永遠の見守り》2
《ドロモカの命令》4
《石の宣告》4
Spell 10《森》3
《平地》9
《梢の眺望》4
《要塞化した村》4
《平穏なる広野》3
Land 23《隠れたる龍殺し》2
《不屈の追跡者》1
《集合した中隊》2
《大天使アヴァシン》2
《巨森の予見者、ニッサ》2
《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》2
《悲劇的な傲慢》3
《森》1
Sideboard
イニストラードを覆う影のトップレアの名に恥じない採用率の《石の宣告》が怖い。具体的に言うと僕の《搭載歩行機械》がオワコンの一途をたどっているのが辛い。
こうやってデッキレシピをおさらいしていると、バントカンパニーからカードを変更したというよりは、白単人間をベースにアドエンジンを意識したイメージでしょうか。
緑が加わることで、より柔軟な戦い方が期待できます。
現在白がトップメタなことを考えると、エンチャントを剥がしつつクリーチャーの強化や除去ができる《ドロモカの命令》はがっちりハマっていますね。
ちなみに《往時の主教》については、以前考察記事を書いたので、お時間がある方はぜひ見て下さいな。
ソース
W/G Humans with Michael Majors