【カード評価】尋問のドミヌス、テクータルはシミックの隆盛デッキの希望の星になれるか

2023年1月28日

今回はドミヌスサイクルの青担当、尋問のドミヌス、テクータルについて語っていきます。

尋問のドミヌス、テクータルは4マナ3/5飛行という優秀なボディに、増殖を倍にする能力、さらにカウンターを取り除いて自身に破壊不能を付与する能力を持っています。

このカードの使い道について、胆液月の篭手のカード評価の時でチラッと触れたので、《狡猾な漂流者、ジェイス》軸とは別の方向で考えていこうと思います。

で、少し考えて出た結論は《シミックの隆盛》デッキで使えばよくね？ということでした。

実は《シミックの隆盛》デッキは愛好家が多いので既に議論されているかもしれませんが、《シミックの隆盛》は尋問のドミヌス、テクータルとの相性がすごく良いんですよね。

尋問のドミヌス、テクータルは他のドミヌスサイクルと違って倍にする能力がちょっと使いにくいと思っています。

まず増殖を使うためには盤面になんらかのカウンターが必要ですし、さらに増殖そのものを行わないと2倍にできないというちょっと準備に時間がかかります。

せっかく増殖しても盤面に1種類しかカウンターがなかった場合は面白くないので、ある程度盤面にカードとカウンターが必要です。

そこで《シミックの隆盛》です。例えば盤面に+1/+1カウンターが置かれている生物と、《シミックの隆盛》と尋問のドミヌス、テクータルがいたとします。

そこで何らかの効果で増殖を行った場合、成長カウンターだけではなく、+1/+1カウンターが増えることで成長カウンターが1つ多く増えます。

それを2回行うことが出来るので、盤面に+1/+1カウンターと成長カウンターが1つずつしかない状態でも、成長カウンターを5つまで増やすことが出来ます！

あと4回増殖のトリガーを引ければ特殊条件勝利を満たすことが出来ます。

今回は+1/+1カウンターが1つしかない条件で考えてみましたが、仮に3つのパーマネントに+1/+1カウンターが1つずつと、成長カウンターが1つ盤面にあった場合、増殖のトリガー1回で、9つまで成長カウンターを増やすことが出来ます！

実際は+1/+1の生物を展開する際に成長カウンターは3つくらいあると思われるので、増殖のトリガー2回で特殊条件を満たせる可能性もあります！

あと別の方法として、《混種の頂点、ロアレスク》との相性も面白いです。

《混種の頂点、ロアレスク》が死亡したとき、尋問のドミヌス、テクータルがいれば、増殖を計4回出来るので、《シミックの隆盛》の条件をあっという間に満たすことが出来ます！！！

これ考えた時めっちゃ頭良いんじゃね！！？？？と思っていたのですが、《研究体》という素晴らしきアンサーに気が付いてしまったので今日はおしまいです。

まあ、最適解なんて当の昔に出ていたというわけですね。せっかくなので他のドミヌスサイクルのリンクも貼っておくので良ければどうぞ。

夢は散りましたがこれからもいろんなコンボを考えていこうと思います。

今回はこの辺で。それでは、また。