神河:輝ける世界のドラフトについて、リミテッド歴10年以上のブードラ中毒者がだらだら語るよ

マジックで一番好きなフォーマットはブースタードラフトです。これ以上完成度が高いゲームは存在しないんじゃないかって思っているぐらいには好きです。

構築戦はどうしても資産問題がついて回りますが、ドラフトは資産条件は公平なので楽しいです。

ピック力やプレイングを鍛えれば鍛えるほど上達するフォーマットなので、是非皆さんもやってみてください!

布教はこれくらいにして、今日は神河:輝ける世界(以後ネオカミカワと表記します)のドラフトについて、強いアーキや感想などをだらだら書いていきます。

筆者のリミテッドのランクはダイヤモンド2なので、まあ、ミシックほどではないですが参考になったら幸いです(言い訳すると、普段アリーナで遊んでいなかったので、リミテッドのランクがブロンズ4スタートだったのです…今の勝率ならすぐにミシックには上がると思いますが…言い訳ですね…)

概要

ナオカミカワの特徴として、アーキタイプが強そうに見えますが、アーキタイプの人気が高すぎるため実際はカードパワーで押し切る試合が多いと感じました。

ドラフトにおける強いデッキというのは、アンコモンの要求数が少ないのにもかかわらず強いデッキだと考えているので、ネオカミカワで言えば、青黒忍者がその筆頭だと感じていました。

しかし青黒忍者が強いというのは多くのプレイヤーが考えているため、コモンベースのデッキであったとしても、ピックの難易度が高くなってるな…と思います。

人気のアーキタイプ・シナジー力が低下することによって、1枚当たりのカードパワーが高い緑黒系もしくは緑青系のミッドレンジが勢力を伸ばしているのが現在のメタゲームだと思います。

一応他の有力なアーキタイプとして、赤黒アーティファクト、緑白エンチャントが上がりますが、どちらもレアやアンコモンへの依存度が高いため、アーキタイプとしてみたときの不安定感は否めません。

各色に強力な除去がばらまかれているのでレアゲーってほどレアだけで押し切るのも難しい印象があります。

各色の組み合わせについて

かなり強い

とりあえずこの辺狙っていけばよいんじゃない?っていうメタゲームの中心。

青黒忍者

無難に強すぎるカラー。優秀な1マナスペルを軸にガンガン忍者を展開してアドを稼いでいくアグロ系デッキ。

このデッキがメタの中心と言っても過言ではないが、そのせいで人気が高すぎるのが弱点

緑黒ミッドレンジ

序盤は到達持ちで忍者の攻撃をしのぎ、英雄譚でアドを稼いで捲っていくデッキ。

忍者だけではなくあらゆるデッキに強いのがウリ。

アーキタイプとしての強さではなく、カードの強さで押し切るデッキなので、一番組みやすいデッキと思われる。

問題は回避能力持ちがほとんどいないため、同型や同じコンセプトのデッキと当たった時にグロテスクなことが起こる。

緑青ミッドレンジ

緑黒ミッドレンジの類似デッキ。あらゆる色の良いとこ取りが出来るので、組めるなら組みたい。

緑黒に比べて除去の質はかなり落ちるが、青野英雄譚を使えるのが最大の特徴。

緑黒ミッドレンジよりも青黒忍者に弱くなったが、その分他のデッキ、特に緑黒に強くなっているのが良いポイント。

強い

組めるなら組みたいっていうライン

赤黒アーティファクト

要求アンコモンが多すぎて頭おかしくなりそうだけど組めたら強い。

赤は全体的に不人気なのでカード自体は集まりやすい。

緑白エンチャント

緑の強い英雄譚と白の除去・フライヤーを軸に戦うデッキ。

シンプルに強い。コンバットリックも優秀なので無難に戦いやすい。

《魅知子の真理の支配》をいかに確保できるかっていうゲーム。

他の白系デッキよりも《蛾との親睦》を上手く使えるので結構戦いやすい。

普通

妥協で組むかなあってライン。

青白機体

機体はビビるほど弱いんだけど、青の英雄譚と白の生物・スペルが強く、アーティファクトとエンチャントをコントロールしていた時のボーナスが、白黒よりも達成しやすいのが最大のウリ。

カードがかなり安いため、自分は良くこのアーキタイプに走っている。

フライヤーも優秀なカードが多いため、《魅知子の真理の支配》を最も強く使えるのはこのデッキだと思っている。

グダグダやって《皇国の契り》まで粘れたらかなり強い。

とはいえ機体ギミックそのものはかなり弱いので、アーキタイプの強さというよりはカードの強さか。

《神童の試作機》が飛行持っていたら評価はかなり違ったと思う。

赤緑改善

緑使うなら青か黒がベストなんだけど、環境的に赤の除去が流れてきやすいので組めるなら組んでも良いデッキ。

カード間のシナジーが弱く、緑を使うデッキに弱いのが逆風か。

このカラーに行くときはレアゲーしかけているときが多い。

コモン・アンコモンだけ見たら他の緑系に比べて弱いが、不人気の赤のレアを一番強く使えるから評価が高い。

回避能力に乏しい問題の解決策として、《憤怒の贈り物》にすべてを託すのが良いと思う。

これのおかげで何度も7勝できた。

弱い

組みたくないライン

白黒アーティファクト・エンチャント

アーティファクトとエンチャントをコントロールしていた時に効果が起こるカードを軸にしたデッキ。

一見難しそうだけど割と簡単に起こるのが良いところ。

とはいえ、青白で良くね?感が否めなく、使わないならそれに越したことがない。

アンコモンの《秩序の柱、直美》が飛行持ってたら話変わってたんだけどなあ…。

赤青アーティファクト

赤黒アーティファクトの劣化版。青の英雄譚がかなり強いのに、アーティファクトデッキだと噛み合いが良くないので、ボムレア取れたときだけ行けばよいと思う。

フライヤーは強い環境ではあるので、赤系使うなら侍よりはこっちかな…って思う。

赤白侍

青黒忍者と青白機体を足して3で割ったような弱さ。線が細くてリソース補給できなくて絡め手が無くて除去に弱い。

リミテッドなのに単騎で殴るのは結構しんどい。白の機体ギミックも役に立たないので産廃寄りのアーキタイプ。

マルチのアンコモンも弱いので、レアを複数枚取れない限り使わない方が安定する。

アフロ侍はかなり強いので、それ取れたらチャンスあるかな。

ピックの指針

緑には爆弾アンコモンが複数あるため、基本は緑ベースで考えていくと丸い。

優先順位としては緑>青>黒>白>赤の順で強いカードをピックしていく。

青黒の忍者は途中から曲がっても余裕で間に合うくらいにはアンコモンの要求枚数が少ないので、まずは緑からスタートした方が良い。

緑が高いなら青黒忍者を目指して、青黒忍者も高いなら青白を目指すイメージ。

強いアンコモン

アンコモンはデッキ構築の核になるカードなので、これらをピック出来てからデッキの方向性を考えると良いんじゃないかなって思います。

《花咲く跳獣》


アドを取れるメブキジカ。無難に強くてコメントに困る。

《母聖樹の加護》


急に+5/+5修正とかしてきてゲームがバグる。しれっとついているアンタップも曲者。

《気前のいい訪問者》


1ターン目に出てきたこれを除去できなかったらゲームぶっ壊れる。本当にアンコモンか?

《無尽活力の御神体》


3ターン目以降にこいつが出てくるとゲームが壊れ始める。早いうちに倒せたら何とかなる。

《歴史家の知恵》


アドを減らさず相手に脅威を押し付けて相手に対応を迫るカード。強い。

《機械壊しの河童》


割と万能除去。嫌らしすぎてキレそうになる。接死カウンター使った後のこいつが手札に帰った時はゲーム終了の合図。

《咆哮する大地》


《気前のいい訪問者》と同じくレアリティ間違えたんじゃね?ってキレそうになる1枚。後引きしても腐らない親切設計。《天空に到る母聖樹》と組み合わさるとゲーム壊れる(緑だけゲーム壊しすぎなんだよなあ!)

《旋輪脚》


《母聖樹の枝》が軒並みクリーチャー滅ぼしてくる。ふざけてんの?ってくらい強い

《天空に到る母聖樹》


裏面の《母聖樹の枝》のサイズが控えめに言って化け物。表面だけでも手札減らないどころか手札増えるし、有効牌の引き込み確立まで上げてくるすごい奴。

《収得のタコ》

フライヤーにつけて毎ターンドローするとかなり楽しいんだけど、若干悠長なのが弱点。

《未来派の調査員》


後半のアンブロってマジで強いよねって思う。

《逸失叡智の御神体》


最強のブロッカー。実は防衛ついていないので忍術の種として優秀。

《裕福な盗人》


青黒忍者の展開速度を支える重要な役割を担っている。地味にパワー3あるのがうれしい。

《複製の専門家》


お前こそが執政官なのでは?って思えるぐらいにはアドの概念徘徊してくるクッソ強いカード。システムクリーチャーかと思いきやまさかの大型フライヤー。

《語られざるものの警告》


ドロソの付いた大型フライヤー。あまりにもやけくそすぎるドローっぷりになんか頭おかしくなってくる。

占術2+2ドローってバグだよな…?

《暗殺者の色墨》


まあいつだって《英雄の破滅》は強いよねって話。

《波止場の料理人》


便利なシステムクリーチャー。タップしないの!!!!???ってマジでビビった。

《毒血勢団の口封じ》


急にクリーチャー倒されるので厳しいが、2回目以降は防がれがちなので使い勝手が若干悪いか。

《墓照らし》


雑にアドを稼ぐな高校校歌斉唱したい。

《梅澤俊郎の生涯》


こいつの生涯十手だけかよって笑っちゃった。それはそれとしてかなり優秀なカード。これを連射できた十手ってマジでぶっ壊れていたんだなって思った。

《夜の長い陰》


相手に選択権があるカードは弱いんだけど、さすがに2ハンデス(orサクリファイス)に高スタッツ生物付いたら強い。

《払拭の斬撃》


真の意味で万能除去。これがあるから白でも戦える。

《乗り手の生まれ》


インスタントのトークン生成として考えても良いし、終盤のフィニッシャーとして使っても強い。

《空に祝福されし侍》


4~5マナで出てくるので結構強い。でもそれだけと言えばそれだけ。

《無私の侍》


こいつは強いけどそもそも侍が弱い。

《精霊界との接触》


無難に強いけど、まあ無難に強いだけ。

《魅知子の真理の支配》


バグ。このカードを取れるか取れないかによって白の評価が50点ぐらい変わってくる。2枚取れると宇宙。

《兎電池》


めっちゃ可愛いのに強い。後続を走らせるだけでも十分強いが、+1/+1修正が何かとえらい

《増員された浪人》


アグロ戦術するならかなり強いが、《継ぎ接ぎ自動機械》と併用することが割と前提になっている印象。

強いけど使いにくいところも多い。

《霜剣山の製錬者》


赤黒なら強いけど、それ以外だとかなり微妙。

《双弾の狙撃手》


強いんだけど、2点で焼ける奴何よ?って気になった。

《蜂起軍の無法者》


強いんだけどそんなに改善生物ならばなくない?って思った。

割と赤のアンコモンは評価に困る。弱いから。

多色

《巨大な空亀》


モダンでも使われているぐらいには面白いカード。

《更生の季節》でループするのが控えめに言ってバグ。

《しげ樹の牙》を使いまわそうと考えたやつは性格が悪すぎる(1敗)

《闇叫び》


無難に強いのでコメントに困る。英雄譚改修されることが多い。

《活力の温泉》


《兎電池》4匹分。これ以上の説明、いる?

《樹海の自然主義者》


スタンで暴れているやべー奴。無難に強い。

《鬼流の金床》


赤黒アーティファクトのデッキの完成度はこいつが支配していると言っても過言ではない。これピックしてから行こうな。

《銀毛の達人》


強いけど《銀毛の達人》がいなくても成立するぐらいには青黒忍者というアーキタイプは強いです。

無色

《回路の修理屋》


引く手あまたの万能カード。4マナだと思ったら3マナだったのでマジでびっくりした。

《高速ホバーバイク》


忍者デッキのキーパーツ。これ使いまわされるだけでゲーム終わる。

《継ぎ接ぎ自動機械》


こいつに護法2つけようと考えたやつ、マナレシオって言葉ご存知じゃないのかなって思った。

《都和市の案内ボット》


強いけど若干悠長。でも強い。

強いコモン

アーキタイプの強さはぶっちゃけコモンの強さで決まる印象。

ピックする枚数は一番多いわけだから、以下に強いカードを拾えるかってゲームでもある。

ちょっと強いぐらいのカードを書くとめっちゃ長くなるので各色1枚にする。

《樹海の保護者》


キャストしても強いし、コンバットトリックとしても強いし、改善カウント増やす意味でも強い。

文字通りの万能カード。緑はアンコモンだけではなくコモンも強いからずるいわ。

《月回路のハッカー》


ドローってこんな簡単にして良いんだっけ?って思ったカード。

本体も忍術コストも常識より1マナ軽くね?

《ねじれた抱擁》


黒で一番キャストされたスペルこれじゃね?ってくらいには使われたスペル。

パーマネントであることを悪用して使い倒すことが出来るのが邪悪なところ。

《皇国の契り》


青黒忍者以外は結構のんびり環境なので、普通にキャストしやすくて普通に強い。

白使うなら絶対採用したい。

《憤怒の贈り物》


正直赤が弱すぎてコメントに困るんだけど、このエンチャントだけはガチで良かった。

最初にエンチャントしたクリーチャーが相手の2枚と相打ちしたあとに2/2威迫が残ってくれるとそのゲームはだいたい勝てる、

無色

《ネットワーク端末》


いつものマナファクト枠かと思いきや、ルーティングのコストが軽すぎて使い勝手抜群。

3色デッキだけではなく2色のデッキでもかなり優秀。

後半のデッキ強度が大幅に上がる。

まとめ

思ったよりも長くなってしまった。

あくまで自分の意見なので参考程度に考えてもらったら幸いです。

今日はこの辺で。

それでは、また。