自炊は良いぞー

自炊を初めて多分8年位経った。
毎日作っているわけではないけれど、忙しくない限りは基本的に自炊している。
最近は仕事終わりに当日と翌日の食材を買って、ささっと作ることが多い。
自炊といっても大層なものでは無くて、主菜1品、副菜は適当なサラダ類程度なので、ちゃんとした主婦・主夫などに比べたら大したスキルでは無いと思う。

大学時代はシェアハウスをしていたんだけど、自分を含めて基本的に全メンバーが金欠だったので、節約の一環で自炊を担当していた。
たしか1食300円縛りで休日以外は大体作っていたと思う。
そういった事情だったので、あまりお金がかからず、それなりにボリュームがある料理であれば、苦も無く作れるようになった。

300円ていうのが良かったと思う。金額にしてみれば結構安いが、自炊としては辛いほど低い金額では無い。
もちろん牛肉などは手が出ないが、豚コマ、鳥むね、卵などを使いまわせばどうとでもなる。
野菜は安くて大量に手に入るキャベツやダイコンなどの食材を数日に分けて使いまわしていたと思う。
出来る限り旬なども取り入れていて、例えばサンマが安かったら、「サンマパーティ開催でごわす」などと言って人を集め、人数×2~3尾捌いて、焼いたり刺身にした入りもしていた。バイトはしていなかったので時間だけは余っていたと思う。時間を掛けられる分、今よりも良いものを食べていたかもしれない。

社会人になってからは300円縛りは無くなったが、今も1人あたり300~500円を狙って作っている。
制限があった方が楽しい要素もあるが、牛肉とか豚ロースとか食べたい時も多いのであんまり気にしないようにしている。
シェアハウス時代に比べると同居している人数も減ってしまい、コストダウンが難しくなったという側面もある。

話は変わるが、男性料理好きに多い、採算度外視の料理もたまにやる。(お金もそうだけど時間が掛かりすぎなんだよなあ…)
少し前までは、カレーと塩漬け肉にハマっていた。(過去形。昔はチャーハンやラーメンを作ることに情熱を燃やしていたけど、最近はあんまりだ。)

カレーと塩漬け肉スパイスのスキルは、なんやかんやで家庭料理に還元されているし、ラーメンのスキルも出汁を取るスキルとして還元されているのかもしれない。
全く無駄だったということでは無いが、趣味で揃えたスパイスの数々を見ると、自分はお金持ちになれないタイプだなあとしみじみ思う。

結構色々な料理を作っているなーと思うけど、あまり苦に思ったことが無いあたり、自炊が向いているんだと思う。世の奥様旦那様は、毎日の献立を考えるのが憂鬱らしいが、個人的には結構楽しい事柄だと思っているので、もったいないなあと思う。

限られた予算、限られた時間内で、いかにおいしいものを作れるか、というゲームとして捉えることが出来れば良いんじゃないかなと思う。

そういった考え方であれば人生楽しいことが増えるのでは、と思う。

ちなみに今日の晩御飯は手羽元のタンドリーチキンとサラダだ。
タンドリーチキンは例のスパイスを惜しみなく使い、ヨーグルトとその他調味料と共に1日漬け込んでいるので、たぶん美味しいと思う。

この記事を書いている時点ではまだ食べていない。

えーっと、何が言いたかったんだっけ。そうだ、自炊は良いぞ、ということだった。
特に話として落ちは無いけど今日はこの辺で。

それでは、また。

ここまで読んでくださりありがとうございました。
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