【モダン初心者向け】トップメタからモダンのデッキを選ぶ【デッキ簡易解説あり】
今日はモダンのデッキを作りたいけど、何から手を付けていけばわからない人向けの記事です。
モダンはスタンダードやレガシーと比べ、多くのデッキがメタゲームに存在するフォーマットです。
モダンは特定の戦術や色が強すぎるということもないので、遊んでいるうちに自分に合ったデッキに出会うことが出来ます。
逆に裏を返せば大会レベルで成立するデッキが大量にあるので、何から選べばいいかわからないという欠点があります。
今回はとりあえず強いデッキを使いたい、お金は惜しくないぜ、という人向けにおすすめのページを紹介します。
言わずと知れたMTGのポータルサイト、GOLDFISHのメタゲームのページです。
このページでは大会で使用されることが多いデッキの割合がまとめられています。
見ていただいてわかる通り、モダンのトップメタであるグリクシス死の影ですら、占有率が6.54%とかなり低いので、正直何から始めても問題無いと言えば問題無いです。
※参考までに現在のスタンダードのトップメタはティムールエネルギーで、占有率が23.26%。レガシーは4Cレオヴォルドが14.89%だが、メタゲーム上位7つのデッキで青と赤が使用されている。
※占有率は2017/9/21のものです。
せっかくなので今日はメタの分布で上位10のデッキを簡単に解説します。
グリクシス死の影
※コントロールプレイヤーのライフが減れば減るほど強くなる1マナのクリーチャー《死の影》を軸に据えたテンポデッキ。ドロー・除去・ハンデス・カウンターなどで墓地を肥やしつつ、探査生物を唱えることも多い。フェアデッキにもコンボデッキにも耐性があって強い。
エルドラージトロン
※《エルドラージの寺院》で《難題の予見者》など軽量エルドラージを唱えつつ、従来のトロンの要素も持っているデッキ。フェアデッキには滅法強い。
タイタンシフト
※《溶鉄の尖峰、ヴァラクート》を軸に据えたデッキ。《風景の変容》や《原始のタイタン》で土地を操作してとどめを刺す。エルドラージトロンにめっぽう強い。
けちストーム
※《遵法長、バラル》などでマナコストを軽減したマナ加速呪文を連打し、《けちな贈り物》や《炎の中の過去》でストームカウントを稼ぐデッキ。フェアデッキには滅法強い。
青白コントロール
※ドロー、カウンター、全体除去、プレインズウォーカーなどで相手のリソースと差をつけるデッキ。コントロールの王道中の王道のデッキ。
アブザン
※エルドラージトロンの隆盛により没落したジャンドに代わるデッキ。消耗戦を挑むのが基本戦術。死の影には強い。
バーン
※立ち上がりが遅いデッキはみんなこれで倒せる。安くて強い。
親和
※軽量アーティファクトを連打し、アーティファクトの数によって恩恵を得るカードで対戦相手をひき殺すデッキ。メインは最強、サイド後は親の仇より狙われる。
ジェスカイテンポ
※インスタントや瞬速クリーチャーを軸に据えたデッキ。隙を晒さないプレイングが肝。個人的にはトリコフラッシュと呼びたい。
エルドラージタックス
※デス&タックスの発展版。対戦相手に不利益を与える小型クリーチャーで相手のテンポを崩しつつ、エルドラージでとどめを刺すデッキ。CIPを使いまわすカードも多いので、《難題の予見者》が過労死しそう。
まとめ
ざっとモダンメタゲームトップ10を挙げてみました。
このカード、見たことある! という方も多いと思います。
実際モダンで最も使われているデッキ群なので、このあたりからデッキを組めば、間違いは無いかと思われます。
スタンと違いメタゲームの分布もバランスが良いので、そうそう禁止カードも出てこないかと思いますし、レガシーと違い再録禁止どころか頻繁に再録されているので、始めるにはモダンがうってつけです。
ちなみに今あげた10のデッキを合計しても占有率は過半数を越えていませんでした。
※参考までにスタンのデッキは上位3つ合わせるだけで50%越えです。カードプールの差はありますが、現状まともにメタが循環していないので、イクサランで環境が変わると良いですね。
トップメタはどうでも良いから、とりあえずモダンで遊んでみたいという方は、手前味噌で恐縮ですが安価デッキをまとめたページを作ってありますので参考にしてください。
少しでもモダンプレイヤーが増えるとうれしいです。
今日はこの辺で。
それでは、また。