【安価モダン】《魂剥ぎ》は呪禁と破壊不能をつけるだけでとっても強い。【デッキレシピもあるよ】
今日はキング・オブ・ロマンの《魂剥ぎ》の考察記事です。
記事の後半にはデッキレシピもまとめてありますので、考察をすっ飛ばして頂いても問題ないです。
《魂剥ぎ》は探査コストで追放したクリーチャーのキーワード能力を獲得する不思議なクリーチャーです。
すべてのキーワードを獲得できるわけではなく、飛行、先制攻撃、二段攻撃、接死、速攻、呪禁、破壊不能、絆魂、到達、トランプル、警戒に限られています。
また、追放できるカードは最大で4枚なので、1枚のカードあたりに複数の能力が含まれている必要がありそうです。
また、能力の重要度も大事に考えないといけません。
防御面では呪禁、破壊不能、警戒、絆魂、到達の順に重要で、攻撃面では速攻、二段攻撃、接死、トランプル、飛行の順で重要そうです。
これらを都合よく抑えるのであれば、《不屈の神ロナス》、《殺戮の暴君》、《造反の代弁者、サムト》、《吸血鬼の夜鷲》を追放することで、到達と先制攻撃以外のすべてのキーワードを抑えることが可能です。
もちろん上記カードはあくまで一例でしかありませんが、作るのであれば緑黒昂揚をベースに考えていきたいなと思っています。
昂揚を達成させるのであれば、アーティファクト兼クリーチャー兼破壊不能警戒要員の《ダークスティールの歩哨》は良さそうですね。殆ど素で唱えることはできませんが、エンチャント兼クリーチャーの《彩色マンティコア》も候補に上がります。
昂揚は関係ないですが呪禁兼マナ加速の《森の女人像》は必須かなって印象です。
あとは墓地を肥やせるインスタントや、5枚目以降の《魂剥ぎ》こと《ウルヴェンワルド横断》でしょうか。
緑黒昂揚をベースに行くのであれば、《最後の望み、リリアナ》あたりが必要ですが、クリーチャーに比重をおいておくのであれば、《ドムリ・ラーデ》も悪くないですね。
《魂剥ぎ》に依存しなくても戦闘を制しやすい緑黒昂揚がおすすめかなーって思っております。
では以下デッキレシピ。
緑黒昂揚のアグロ型
クリーチャー22
《残忍な剥ぎ取り》4
《森の女人像》3
《サテュロスの道探し》3
《不屈の神ロナス》3
《熱烈の神ハゾレト》1
《造反の代弁者、サムト》3
《魂剥ぎ》4
《殺戮の暴君》1ソーサリー7
《ウルヴェンワルド横断》4
《集団的蛮行》3インスタント6
《忌まわしい回収》3
《突然の衰微》3アーティファクト3
《密輸人の回転翼機》3プレインズウォーカー2
《最後の望み、リリアナ》2土地20
《魂剥ぎ》にアクセスする手段を複数用意しつつ、緑黒昂揚のビートダウンも行うタイプ。
色々考えた結果、ダークスティールの歩哨》と《彩色マンティコア》は一時的に除外しています。
最低限の妨害手段を備えつつ、昂揚のギミックも用意するにはこうするしかなさそうな印象です。
マナベースをほとんど2色に寄せられているので、安定感に期待が持てます。
軽量カードが多いので序盤の立ち上がりも悪くはなさそうです。
中盤に《魂剥ぎ》でトドメをさせるような立ち回りが求められています。
戦う手段は他にもあるのでサイド後も墓地対策で壊滅することは少ないのが偉いところ。
手札をルーティングする手段は赤系ほど多くなく、死に札を抱えやすいのがネックか。
一番の問題は高額パーツが多く、そもそも安価モダンのくくりに入るのかが不明なところ。
予算が足りない場合、《殺戮の暴君》は正直4枚目の《森の女人像》と差し替えてもいいですし、《最後の望み、リリアナ》も《ドムリ・ラーデ》でも互換性は最低限ありそう。
《不屈の神ロナス》は《苦悶の神、ファリカ》などでも互換は効くし、《熱烈の神ハゾレト》がないなら最悪《造反の代弁者、サムト》を4枚にしても良い。
《集団的蛮行》はどうせ黒を使うなら一生使うので、タダみたいなもんだし、やっぱ安価モダンでいいや。
一応スタンローテーションで値下がりが期待できますし…。
ルーティングを駆使する赤黒型、クリーチャー重視の緑赤型もありかもしれないけれど、個人的にはこれかなーなんて思います。
気が向いたら追記します。
今日はこの辺で。
それでは、また。