【炎刃の達人】ラムナプレッドを普通の赤単に組み替えました【デッキレシピあり】

スタンローテーションを直前に控え、既に煮詰まり切った環境で新しいデッキを作る意味があるかは別として、ラムナプレッドを赤単にチューニングし直しました。

なぜラムナプレッドではだめなのか

チューニングを行う背景ですが、殆どのマッチの勝ちパターンが4ターン目に着地した《熱烈の神ハゾレト》がそのまま殴り切ってイージーウィンということが大きかったです。

しかし、ハゾレトの戦闘参加条件を4ターン目に満たすのは見た目よりも難しいです。

仮に先手だったとして、4ターン目までに引いているカードの枚数は、初期手札合わせて10枚です。

1ターン目に1マナクリーチャー、2ターン目に《地揺すりのケンラ》や《航空船を強襲する者、カーリ・ゼヴ》を唱え、3ターン目に《アン一門の壊し屋》を唱えた場合、4ターン目に《熱烈の神ハゾレト》が動くことはありません。

4ターン目に《熱烈の神ハゾレト》を唱える場合、毎ターン土地をセットするだけではなく、1~3ターン目に合計で4枚のカードを唱えないといけません。

つまり、どこかのターンで2アクション必要になってくるわけですね。

2アクションを行う場合、どうやっても1マナ域のカードが必要になります。

また、赤マナへの依存度もさらに上がってしまうので、ラムナプレッドのキーカードである《陽焼けした砂漠》が邪魔になってくるんですね。

《熱烈の神ハゾレト》を主軸に据えた場合、ラムナプレッドではなく、赤単の方が都合が良いのでは?

と思ってしまったため、原点回帰の赤単です。

デッキリストは以下の通りです。

生物30
《炎刃の達人》4
《傲慢な新生子》4
《ファルケンラスの過食者》4
《ボーマットの急使》4
《地揺すりのケンラ》4
《航空船を強襲する者、カーリ・ゼヴ》3
《アン一門の壊し屋》4
《熱烈の神ハゾレト》3

呪文10
《稲妻の斧》2
《ショック》4
《癇しゃく》4

土地
《山》15
《ラムナプの遺跡》4
《ガイアー岬の療養所》1

1マナのカードを22枚突っ込んだ超軽量デッキです。

ラムナプレッドの土地は24ですが、軽量化に合わせて土地の枚数は20にしました。

また、《村の伝書士》、《反逆の先導者、チャンドラ》はデッキコンセプトに合わないためリストから外し、代わりに《炎刃の達人》と《傲慢な新生子》を投入しました。

両カードとも、威迫を持っているクリーチャーのため、《地揺すりのケンラ》や《アン一門の壊し屋》のブロック制限と相性が良いです。

また手札消費を早めるのと、《霊気圏の収集艇》や《ゲトの裏切り者、カリタス》などを除去できる《稲妻の斧》を投入しました。

《稲妻の斧》や《熱烈の神ハゾレト》で手札を捨てるアクションが多いので、《炎刃の達人》の誘発能力にも期待ができます。

《削剥》を抜いた理由ですが、最近メタの流行でギフトデッキが減ってきたのと、ティムールエネルギーのフィニッシャー《栄光をもたらすもの》を除去できるからです。

手札を自ら捨てることが多いため、打点にもなりうる《癇しゃく》を4枚投入ました。

《ガイアー岬の療養所》は正直要らないかもしれませんが、とりあえずおしゃれピン刺し。

本当は《航空船を強襲する者、カーリ・ゼヴ》と《アン一門の壊し屋》を1枚ずつ抜き、代わりに《山》と《熱烈の神ハゾレト》を1枚ずつ足したいのですが、生憎ハゾレトは3枚しか持っていないので断念です。

土地だけでもダメ押しができる要素がだいぶ減ってしまい、またミッドレンジへの互換を切り捨てることになってしまいましたが、これはこれで強いと思いますので、今週のFNMはこれで参加予定です。

今日はこの辺で。

それでは、また。

ここまで読んでくださりありがとうございました。
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