《反逆の先導者、チャンドラ》は神ジェイスの再来になるか

2016年9月6日

かつて4マナのプレインズウォーカーでありながら、4つもの能力を持ち、すべての環境を破壊しつくした男がいた。

やがて男は、神と呼ばれるようになり、スタンローテーションの最中だというのにBANされ、真なる神として祭り上げられた。

当たり前のようにモダンでもBANされたその男から、開発陣はプレインズウォーカーに4つもの能力を割り当てることを控えるようになった。

それが、これ。

女神、チャンドラの爆誕です。

《反逆の先導者、チャンドラ》 (2)(R)(R)
プレインズウォーカー – チャンドラ

[+1]あなたのライブラリーの一番上のカードを追放する。あなたはそのカードを唱えてもよい。そうしないなら各対戦相手に2点のダメージを与える。
[+1]あなたのマナプールに(R)(R)を加える。
[-3]クリーチャー一体を対象とする。~はそれに4点のダメージを与える。
[-7]あなたは「あなたが呪文を1つ唱えるたびに、クリーチャー1体かプレイヤー1体を対象とする。この紋章はそれに5点のダメージを与える。」を持つ紋章を得る。
初期忠誠度[4]

なんだこれ、強すぎないか。最初能力だけ見たとき、6マナのプレインズウォーカーかと思ったんですよ、いや、冗談抜きで。

だって能力欄が4つもあるし…。

プラスはアドと打点、もう一つのプラスはマナ加速。この時点で恐ろしく強い。

土地以外とはいえ、プラスの衝動的ドローはやりすぎじゃないか。

マナ加速も強すぎます。例えば素出ししたターン《焼夷流》を唱えてクリーチャーを除去してもいいんですよね。

クリーチャー除去をするだけなら、《チャンドラの誓い》でもオッケーですね。

《チャンドラの誓い》の後半能力も機能するので、《龍詞の咆哮》とほぼ同じなのでは?

チャンドラを唱えた次のターンには赤なのに7マナまで届くとかなんかのギャグか。

アタルカがいなくて本当によかったな。

マナ加速のおかげで、《集団的抵抗》をフルパワーで打ちやすくなるのも魅力的。

現実的なマナコストで《騒乱の歓楽者》も唱えられそうですね。

プラスが強いプレインズウォーカーは強いですよ、本当に。

マイナスは素直な性能なのにで使い勝手はそこそこかなって感じです。

可もなく不可もなくって感じです。タフネス5に届かないので、《最後の望み、リリアナ》とかと合わせる感じですかな。

4ターン目であれば、マイナスから入る動きも多そうです。

そんでもって奥義。あなたは勝つよ、って書いてありますね。

かつてのゴッドなジェイス並みに殺意にあふれた奥義です。

奥義も比較的早いので、単体で除去、アド、加速、ゲームエンドを担えますね。なんだそれ…。

しかもプラスが2種類あるので、順調に奥義カウントまで伸ばせられるのが恐ろしい。

プラスで除去じゃないだけまし、なのか?

すべての赤いプレインズウォーカーを過去にする、そんな予感がしてなりません。

今更だけど、一つ目のプラス能力が or能力なので、実質能力を5つ兼ね備えたプレインズウォーカーなのでは?

史上初なのでは?

同エキスパンションのサヒーリ・ライーと合わせて使っても面白そうですね。

で、最後のまとめですが、表題の「新チャンドラは神ジェイスの再来になるか」という件ですが、

個人的には、女神になりうる存在かと思われます。

単体でここまで完結しているのは、評価がめっちゃ高いですね。

複数のクリーチャーに狙われると弱いと気になる方も多いかと思いますが、神ジェイスだって複数のクリーチャーで殴ったら倒せることには変わりませんし。

問題はタフネス5以上をどうやって除去するか、ですね。

《焙り焼き》が再録されると最高なんですが、どうでしょうか。

モダンであれば4ターン目にティボルト…いやなんでもないです。

今日はこの辺で。それでは、また。

ここまで読んでくださりありがとうございました。
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