【BMO】老いたる深海鬼など現出エルドラージを主軸にした謎のデッキが6位入賞【ゼウス】
デッキビルダーとして伝説の男、浅原 晃選手が構築した、謎すぎるデッキがBigMagicOpen Vol.7で入賞していました。
浅原選手といえば、”ゼウス”が代名詞の選手ですね。突き抜けた思考から独創的なデッキを作り上げるデッキビルダーのレジェンドクリーチャーです。
そんな浅原選手が作り上げた名称不明のデッキは、バントカンパニーが並ぶ上位デッキリストの中で輝いていました。
眩しすぎるデッキリストはこちら
クリーチャー
4 《秘蔵の縫合体/Prized Amalgam》
4 《縫い翼のスカーブ/Stitchwing Skaab》
3 《厄介な船沈め/Vexing Scuttler》
3 《老いたる深海鬼/Elder Deep-Fiend》
2 《改良された縫い翼/Advanced Stitchwing》
4 《首絞め/Noose Constrictor》スペル
4 《群れの結集/Gather the Pack》
4 《過去との取り組み/Grapple with the Past》
4 《コジレックの帰還/Kozilek’s Return》
4 《棚卸し/Take Inventory》
1 《墓所粛正/Gravepurge》土地
4 《伐採地の滝/Lumbering Falls》
4 《進化する未開地/Evolving Wilds》
3 《ヤヴィマヤの沿岸/Yavimaya Coast》
5 《森/Forest》
5 《島/Island》
2 《窪み渓谷/Sunken Hollow》サイドボード
1 《山/Mountain》
4 《ヴリンの神童、ジェイス/Jace, Vryn’s Prodigy》
2 《巨森の予見者、ニッサ/Nissa, Vastwood Seer》
1 《州民を滅ぼすもの/Decimator of the Provinces》
1 《約束された終末、エムラクール/Emrakul, the Promised End》
2 《ゼンディカーの代弁者、ニッサ/Nissa, Voice of Zendikar》
1 《ナヒリの怒り/Nahiri’s Wrath》
3 《払拭/Dispel》
…もうね、ほんとわからないの。《コジレックの帰還》が4枚も積まれているのに、1枚もメインに《山》が入っていないんですよ。というか赤マナのソースがサイドボードに1枚だけあるっていう図が既にゼウス。
一応かろうじて理解すると、《群れの結集》と《過去との取り組み》で墓地に落とした《コジレックの帰還》を《老いたる深海鬼》で誘発させるぜ!というのがメインの動き方でしょうか。
《秘蔵の縫合体》や《改良された縫い翼》を墓地から復活させることで、《老いたる深海鬼》の現出の種に使っている感じですね。
《改良された縫い翼》や《縫い翼のスカーブ》のリソースは、《棚卸し》で回復させる挙動は完全にゼウスですね。
凄いゼウス。
言われてみれば、《群れの結集》で現出クリーチャーへアクセスしつつ、《コジレックの帰還》も墓地に落とす動きは芸術的です。
《縫い翼のスカーブ》と《秘蔵の縫合体》のコンボがエグいのは、赤青ゾンビでも実証済みです。
やはり本職のデッキビルダーは見ているものが違い過ぎますね。
たしかに現在はバントカンパニー以外デッキにあらず、という時代では有りますが、そこで諦めてしまったら試合終了です。
なんとかして環境のソリューションをしたいですね。
こんなデッキと戦ったけど面白かったぜ! という経験などお持ちの方は、@iCtomoeにまでリプライ下さいな。
それでは、また。
すごいよ、ゼウス。