もし数か月後に新社会人になる人がいたら読んでもらいたいこと

こういうことを書こうって思うのが老化の第一歩。

でもまあせっかく何年か社会人をやってきたわけだし、備忘録がてら書いてもいいじゃないか。

生活について

自炊の習慣を身に着けた方が良い

とにかく自分の食い物は自分で作れるようになった方が良い。

食事はお金で解決できる部分ではあるが、さすがに限度はあるし、健康の維持にもネックがあるので、とにかく自炊力を高めていけ~。

理想は朝昼晩すべて自炊。絶対に外食するなってことではなく、日々の食事は節制し、余ったお金で良いレストランや上手いラーメン食べていこうって話。

毎日コンビニや外食で賄う場合、1日当たりのコストが2,000円くらい掛かってしまうと思うが、すべて自炊で賄えば材料光熱費込みでも1,000円を大きく下回る。

というか2,000円を大してうまくもない食事に費やすくらいなら、そのお金を投資に回したり、美味しいレストランに使った方が人生豊かになる。

毎日外食するってことは、その分自炊力を高める機会を失っているってことでもあるので、仕事で忙しくても自炊していけ~。

あとちゃんと水筒を持っていこうな~。

同棲かシェアハウスをしておいた方が良い

残念ながら日本において一人暮らしはコスパが悪い。致命的に悪い。

日本の給料なんて本当に大したことないので、とにかく無駄支出を抑える方法を考えた方が良い。

固定費の削減がキャッシュフローに直結するので、恋人作ってさっさと同棲するなり、友人とシェアハウスして固定費を減らしていった方が良い。

後述の投資の話にもつながるんだけど、早い段階で投資できる余力を確保しておけば、人生の岐路における選択肢や老後の生活水準を大きく上げることが出来る。

だから一人暮らしは辞めておこう。せめて親元で暮らそう。(親元で暮らすのは家庭間の関係が良好な場合に限る)

恋人が共働きできる相手なら結婚か事実婚を選んだ方が良い。

専業主婦(夫)とは結婚しない方が良い

固定費を減らすためには専業主婦(夫)とは絶対結婚しない方が良い。

1馬力年収1000万よりも、2馬力年収400万*2の方が、税制的にもリスクヘッジ的にもお得なので、働く意思がない人と籍は入れない方が良い。

日本において3組みに1組みは離婚するらしいが、相手が働いていない場合、離婚する場合のコストが跳ね上がるのでマジでやめておこう。

無職と結婚した場合、離婚を引き延ばされて別居費用や婚姻費用を払わされ、財産分与で資本を二等分されたらマジで再起不能だ。

結婚する相手は慎重に選んだ方が良い。

私服をユニフォーム化する

毎日何を着るべきなのか悩むのが面倒だ。

もういっそ全部同じ格好で良いんじゃないかと思い、同じサイズ・色のジーパンとシャツを複数枚買っておいた。

世の中の殆どの人は他人について興味関心がないので、自分が毎日同じ格好をしても気づかないと思う。

仮に気づかれても、「ジョブズを真似して毎日同じ服着てるだけです」って言えばちょっと面白いと思う。

投資について

インデックス投資に積み立てておこう

浮いているお金をただ貯金するぐらいなら、数か月分の生活費以外はある程度投資に突っ込んだ方が良いと思う。

食費や固定費を削ればある程度まとまった金額が浮いてくると思うが、そのお金を積み立てNISAとかで運用していった方が良いと思う。

もし月に4万以上投資に回せるのであれば、積み立てNISA以外でもインデックス投資に注ぎ込んでいけばよいと思う。

複利の力を使うためにも、配当金も全部投資に回し、20年くらい積み立て続ける方針で良いと思う。(なんなら子供・孫の代まで)

例えばアメリカの株式指標の一つである「S&P500」に連動する投資信託の過去20年の平均利回りは10%近いらしい。

10%の場合約7年半で元手が2倍にある。(悲観的に6%と仮定した場合、12年で2倍になる。4%の場合は18年。)

当たり前だけど必ず上がるってわけではないので、ちゃんと勉強して納得してから投資した方が良いと思う。

証券口座やマイナンバーカードについて

証券口座はSBI証券で良いと思う。

あとNISAの申し込みとかで便利なので、マイナンバーカードもちゃんと発行しておこう。

勉強について

正直本業をサボってでも勉強したりいろんな本を読んだ方が良いと思う。

会社は自分の生活を保障してくれる義理はないので、会社から課せられた義務(自分の場合は売り上げ目標)をさっさとこなし、あとは本を読んだり勉強したりした方が良い。

移ろいが激しい世の中で勉強しないのは自殺行為以外何者でもないので、億劫かもしれないけれど、投資だと思って毎週1冊くらいは本を買って読んでみたり、仕事に関する資格や隣接する業務であったり、組み合わせ時に希少性が高まる職種の勉強をしておいた方が良い。

社会人になると今まで買うのをためらった本とかも買えるようになってると思うので、ためらわず買った方が良い。

本で得た知識は何年も役に立つし、たいていの人はあんまり本を読んでいないので、同僚との差別化も容易。

知識はなろう系によくある(偏見)チート的なやつなので、暇を見つけてはガンガン読んでいっても良いと思う。

お勧めの本とかはまた今度まとめておくわ。最近読んだ本だと、FACTFULLNESSって本が一番面白かった。

仕事関係なら「ザ・ゴール」と「エンジニアリング組織論への招待」、「失敗の本質」もオススメかな。

お金関係だと、「本当の自由を手に入れるお金の大学」「金持ち父さん貧乏父さん」「会計が動かす世界の歴史」あたりがおすすめ。

他にもいっぱいあるんだけど、まあお試しということでどうぞ…。

上記の方は基礎教養って感じだけど、そこから自分の職種や隣接する領域の専門書を読んでいくとキャリアプランが広がって良いと思う。

遊びについて

一人で楽しめる趣味やルーチンを持とう

自分の機嫌は自分で取るのが大人ってやつだと思うので、一人でもできる息抜きは大事だと思う。

自分の場合、神社に参拝し、実家の鯉に餌をやり、タバコ吸ってだらだらし、銭湯に寄って寝るのが好きなんだけど、こういったルーチンを持っておくと、嫌なことがあってもすぐ立て直せる。

あとは自炊じゃなくてかなり凝った料理を作るとか、買い溜めしておいた小説を一気に読むとか。

嗜好は人それぞれだと思うので、自分なりの趣味やルーチンを見つけてみるのが良いと思う。

友達と遊ぼう

ズットモな友人で会っても、家庭を持ったり仕事での責任が増えれば増えるほど、予定を合わせるのが難しくなる。

遊べる時間てのは思ったよりも短いと思うので、遊べる時に遊んでおこうな!

まじでコロナが憎いぜ。

仕事について

AIやロボットの台頭について

日本みたいに労働人口が年々縮小していく社会だと、労働者不足を補うためにAIやロボットの普及が進んでいくと思う。

高齢化社会を生き延びるためにはなるべく息の長い仕事を選んだ方が良いと思うは自分に限った話じゃない。

歴史を振り返ってみると、この手の技術的な革新は特定の職種を簡単に殲滅しうることがわかる。

例えば自家用車が普及した時には、馬車やそれに関連する企業・労働者が失業を余儀なくされたし、Excelや会計ソフトが普及した時は経理の人数は限界まで圧縮された。

もちろん技術革新によって新しい産業が生まれたが、万人が豊かになったというよりは、特定の企業や個人に富が集中するようになったと思う。

こういった破壊的なイノベーションは様々な業種で起こりうる話なので、避けようがないと言えばその通りなんだけど、なるべく被害が抑えられやすい職種を選択した方が良いとは思う。

職種の選び方

個人的には、副業につなげやすい職種が良いな~って思う。一番安パイなのはプログラミングorシステムエンジニアなんだけど、プログラミング一本だとスキルセットの差別化が難しいので、営業や経営、もしくはサーバやバックエンド寄りの技術、セキュリティに関する知識など、組み合わせたときに威力を発揮する職種をサブで学んでいった方が良いと思う。

(複数の言語を学べってことではなく、複数の職種の基礎知識を覚えておけば失業しにくいって話)

逆に事務みたいな仕事をメインに選ばない方が良い。他の職種と組み合わせても希少性が上がらないし、労働市場に事務の失業者は多いのでどうやっても給料が上がらない。

文系というかプログラミングに向いていない人は、諦めて営業を選んだ方が良い。

営業は誰でもやれるけど、まともな知性がある奴は他の職種を選ぶので思ったよりもライバルが少ない。

要領よくこなしていれば、まともに働かなくても済むので、プログラミング向いてないな~って人は腹くくって営業になるのもオススメ。

ただしBtoCの営業や、金融・不動産関係の仕事はやめた方が良い。

ルート営業とかもかなりキツそうなので、特定の業界で一定の地位を独占しているメーカーとかがオススメ。

副業した方が良い

副業といってもどこか別のところで雇用契約を結ぶとかそういうことじゃない。アルバイトとかそういうことじゃないよ。

本業に依存しすぎると将来辛いから、別のお金を稼ぐ手段を作っておいた方が良いって話。

サラリーマン辞めてさっさとフリーランス目指すのもそれはそれでありだど、個人的にお勧めはしない。

サラリーマンはサラリーマンでかなり労働基準法で保護されているので、その保護を存分に享受しつつ、副業や投資によって経済的な自立を目指した方が良いと思う。

フリーランスは働かないと給料出ないけど、サラリーマンは働かなくても給料が出るんで、それを元手に投資したり、副業を頑張っていった方が良い。

これについては思うことが色々あるんだけど、まずは本業以外でお金を稼ぐ方法を模索してみるだけでも良いと思う。

長期間働くこと

20年後に今と同じ仕事が出来るかどうかってのは自問した方が良いなって思う。

多分殆どの人は厳しいんじゃないかな。何があっても生き延びられるように、スキルセットを横に伸ばしたり、投資で資本を確立させることを意識した方が良い。

まとめ

暇だったのでだらだら~っと書いてみた。

誰かの役に立ったら幸いだ。

ここまで読んでくださりありがとうございました。
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