【悲嘆】モダホラ2環境での白黒リアニについてだらだら語るよ【残虐の執政官】
しゃみおつぜみです。
モダホラ2のプレビュー初日に登場した《悲嘆》について、「やべーやべー」と言い続けてきましたが、ちゃんとリーグで5-0できたので報告です。
6/17前後に出てくるであろうリストに載ったら良いなあ…
やったー!白黒リアニで5-0です!動画は盛大にネタ被りしたので、せめて5-0リスト載せていくぞー!!!!
しかし悲嘆+儚い存在最強!悲嘆の強さにおんぶにだっこだったな~。 pic.twitter.com/yH2Qk66Zfj— しゃみおつぜみ@江戸前 (@mtgdel) June 9, 2021
なんでリアニ組んでんの?
プレビュー初日から結構いろいろな人が指摘していたと思うのですが、《悲嘆》+《儚い存在》だけでは時間は稼げどゲームには勝てないということは《悲嘆》デッキの構想段階からわかっていました。
仮に上記のコンボを行った場合、土地1枚、黒の呪文1枚、《悲嘆》、《儚い存在》が必要になりますが、その結果得られる成果は3/2威迫と3ハンデスです。
それ自体が悪いことではありませんが、こちらが殴り始めるのは3ターン目なので、相手も体勢を立て直せるだろうなと思いました。
そう考えると速やかにゲームをたたむ必要があるのですが、1~2マナでマウントを取り続けられるカードは多くはありません。
《石鍛冶の神秘家》と《カルドラの完成体》の組み合わせは要件を満たしていましたが、それだけだと引けなかったときや除去されたときに手が止まってしまうので、第二案が必要だと感じました。
そこで白羽の矢が立ったのが、今回のセットで大幅強化されたリアニメイト要素というわけです。
《悲嘆》で安全確認してから《残虐の執政官》をリアニメイトできれば、マウントを取り続けることができます。《残虐の執政官》は《儚い存在》ともべらぼうに相性が良いです。最高です。
《残虐の執政官》の効果はハンデスで手札が枯渇している相手には強烈に刺さりますし、《無名の墓》、《頑強》、《不吉な儀式の僧侶》もすべて2マナのカードなので、釣り上げることも割と現実的でした。
この項目をまとめると、《悲嘆》+《儚い存在》を行った後に速やかに勝てる要素として《石鍛冶の神秘家》+リアニメイトが必須になり、釣り竿は軽量で使いやすく、釣り先は効果がハンデスとかみ合っている《残虐の執政官》が選ばれたというわけです。
《悲嘆》+《儚い存在》ってそんなに決まる?
多分みんな聞きたかったのこれでしょ。マリガンジャンキーの自分としては満足いく確立だと思っています。
まあでも《悲嘆》+《儚い存在》だけだと4枚4枚コンボなので決まりにくいのです。(ピッチコストは考えないものとする)7枚引いた時の計算上だと14%くらい。
《マラキールの再誕》が入ることで4:8コンボになるので安定感は結構あります。4:8コンボなら24%まで上がる。
3枚削れなくても1マナで2枚削れたらOKでしょー。
あとこのデッキは《残虐の執政官》と生体武器はデッキにあってほしいので、1マリガンはノーリスクみたいなものです。1マリガンありなら、4:4コンボは26%前後、4:8コンボ成立確率は43%前後。それを高いと取るか低いと取るかはあなた次第。
というかそもそも1ターン目にハンデス出来れば、リアニか《石鍛冶の神秘家》は通りやすくなるので、最悪《思考囲い》を打てるだけでもキープ基準にはなりそうです。《思考囲い》なら自分に打てるので無駄が少ないのでおすすめです。
アグロが許せなくて追加した《ぬかるみのトリトン》と《集団的蛮行》よりは強いかも。
カニヴァイン案は?
カニヴァイン案はかなり早い段階で凍結しました。
その理由ですがカニヴァインの生物は《マラキールの再誕》や《儚い存在》と相性があまり良くないためです。
《悲嘆》で《復讐蔦》のキャストが容易になるのは良いことかなーと思っていたのですが、コンボを搭載するとデッキ内の非生物呪文が増えてしまうので、結果的にデッキ全体のカードパワーはあまり上がらないのでは、と思えたからです。
もし本当に《復讐蔦》に焦点を絞るのであれば、カニヴァインじゃない方が良いのかな~と考えました。
そのレシピは今色々考えているところなので、形になったらまた改めて投稿します。
白黒リアニメイトの使い勝手について
個人的にはかなり良い感じだなーと思っています。
そこそこプレイングに選択の幅がありつつも、基本的にはハンデスで安全確認してからリアニメイトするだけのシンプルデッキなので、プレイに迷いが生まれにくく、上手い人との差を埋めやすいかなって思います。
普段使っている3Tキル狙うようなデッキではなく、割と普通のミッドレンジに近いんじゃないかなーって思います。まあ私は普通のミッドレンジ使ったことないので適当な感想かもしれませんが。
白黒というカラーはハンドにも盤面にも干渉ができるので、単体のカードパワーは若干低くても、かなり対応力があるなーって印象です。個人的に《消失の詩句》や《名誉回復》が特にお気に入りです。
苦手な相手について
めちゃくちゃ苦手な相手が現時点ではパッと出てこないので、割とやれる子なんじゃないかなあって思ってみたり。
コントロールしんどいかなーって思ってたんだけど、毎回《悲嘆》が相手のキープを台無しにしているので何とかなっている。
一番しんどいのは赤青アグロかなあ…。とはいえこっちはバターだけではなくハンデスやソープロあるので結構粘れたりする。
キープと運用次第って感じ。
得意な相手について
無限にアミュレットを成敗していたから多分アミュレット得意なんだと思う。
基本的にコンボデッキには強いなーって思う。ハンデスが良く刺さるってのもそうなんだけど、コンボデッキってインタラクティブなカードが少ないので《残虐の執政官》が通しやすい。
釣り先について
いろいろ考えたし試してみたけど、《残虐の執政官》が一強すぎてそれ以外全部抜けました。なるべく早く殴り殺せる生物が板。ただし白力戦は考えないものとする。
対策(サイドボードについて)
白力戦と黒力戦を4枚ずつ入れてみたけど、なんかもうこれで良い気がする。
空いた枠に軽量除去と追加のハンデスで十分かなって思っている。
対策の対策について
白か黒の力戦置かれること多いんだけど、《消失の詩句》で割れるのであんまり困らなかった。
《消失の詩句》はバグだと思うけど、無色に弱いので何とかしないといけないかも。
《墓掘りの檻》は結構クリティカルに刺さるのに、《ウルザの物語》から出てくるのが腹立たしい。
かといってアーティファクト対策入れるのものなあ…。《石のような静寂》が刺さらないのも結構痛い。
まとめ
個人的にはかなりやれる子だと思う。少なくとも5-0出来ている以上、最低限のスペックはあると思う。
愛機のホロウヴァイン組まずに何やってんだと自分でも思ったんだけど、白黒リアニが楽しすぎて他に手がつかないのじゃ~。
また5-0したら記事書くね!
それでは、また。