【モダン】噂のホロウワンをMOで回してみたよ!【赤黒ディスカード】
今日はタイムリーな記事の投稿です。
プロツアーイクサランの相克、面白かったですね!
トップ8の試合も熱かったですが、その前の構築戦もどれも見ごたえがあって楽しかったです。
やはり今回のプロツアーで最も輝いていたのは、行弘賢選手が持ち込んだホロウワンでしたね。
個人的に1月ごろからやたらMOで目にしたのでよく覚えていたのですが、まさかプロツアーで躍進するとは思いませんでした。
今日はそんなホロウワンを実際に回してみた感想の紹介です。
まずはデッキリストから
生物25
《炎刃の達人》4
《恐血鬼》4
《炎跡のフェニックス》3
《大物狙い》1
《通りの悪霊》4
《虚ろな者》4
《黄金牙、タシグル》1
《グルマグのアンコウ》4呪文18
《燃え立つ調査》4
《信仰無き物あさり》4
《冥界への呼び声》2
《稲妻》4
《ゴブリンの知識》4土地17
《血染めのぬかるみ》4
《樹木茂る山麓》4
《血の墓所》4
《踏み鳴らされる地》2
《聖なる鋳造所》1
《山》1
《沼》1サイドボード
《虚無の呪文爆弾》2
《冥界への呼び声》1
《驚天+動地》3
《古えの遺恨》3
《天啓の光》2
《大物狙い》2
《血染めの月》2
誠実なことを申し上げるならば、《集団的蛮行》が高くて買えなかったのでこんなメインボードかつサイドボードになったということです。
正直今の高騰が無ければ、安価モダンシリーズで紹介しようかなーと思っていたぐらいでした。
《恐血鬼》を除くパーツは既に仕入れてあったのですが、肝心の《恐血鬼》がえらい高く、《血染めの月》も買ってしまってチケットが枯渇していたため、《集団的蛮行》は見送る形になりました。
代わりに刺した《冥界への呼び声》もそれなりに強いので、別の型としてはありなのかなと思っています。
しっかりと使っていくのであれば、《天啓の光》と《冥界への呼び声》を《集団的蛮行》に差し替えた方が絶対良いです。
《集団的蛮行》があるかないかで、勝てるデッキの数が変わってきます。
一応サイドボードについては下記のツイートの通りです。
古の遺恨はランタンや親和対策
驚天動地はマルドゥヤンパイ対策
天啓の光はRIPや力線対策
血染めの月は多色やトロン対策
大物狙いはタルモや死の影対策
虚無の呪文爆弾は墓地利用の対策といった感じなんだけど、これだと人間見れないこととバーンなどに勝てないことがわかってる。つらい。
— しゃみおつぜみ@カードを掘り下げる者 (@mtgdel) 2018年2月4日
つらい
それはさておき、実際に回してみての感想です。
第一印象は、運ゲーなのに運ゲーじゃないということです。
《燃え立つ調査》や《ゴブリンの知識》という無作為ルーティングの存在のせいで、ひょっとしなくても運ゲーなのでは? というのが組む前の印象でしたが、実際に回してみると異様なまでの安定感を誇りました。
正直自分の持ちデッキであるナヤブリッツやエスパーエルドラージよりも安定感があります。
主な理由ですが、《虚ろな者》のインチキキャストに頼りっきりではなく、墓地を経由するクリーチャーと墓地を利用するクリーチャーが複数枚投入されているため、よっぽど裏目を引かない限りは良い勝負が出来ますし、上振れを引けば大抵のデッキを倒すことが出来るからだと思います。
しかも墓地に依存しきっているというわけではないので、墓地対策が刺さっても戦線を支えることが出来たりしますし、その間に墓地をなんとかするカードを引いてくることが出来ます。
また、メインのクリーチャーが《致命的な一押し》や《稲妻》に強いというのが一番偉いですね。
除去耐性が高いので、序盤に展開するだけで勝てる試合もよくありました。
《虚ろな者》や《グルマグのアンコウ》による序盤のサイズ差で打点を稼ぎ、《恐血鬼》や《炎跡のフェニックス》の万歳アタックで道をこじ開けるイメージです。
《炎刃の達人》は除去耐性こそ有していませんが、2ターン目に威迫7点パンチしてるのをみると、リスクがリターンに見合っている印象です。
また、無作為による不安定をもたらす《燃え立つ調査》は異様に強かったです。
《虚ろな者》や《グルマグのアンコウ》のマナコストを軽減し、墓地に《恐血鬼》や《炎跡のフェニックス》を落とすことでリソースを増やし、ごくまれに相手の土地を墓地にボッシュートするこのカードは、ダリチュにアンリコを足して稀にヒムに化けるカードでした。
何を言っているのかわからねーと思うが、俺も何をしたのかわからんかった。
ちなみにキープの基準ですが、ルーティングを唱えるための土地とルーティングのカードがあればGOで問題無いです。
キャストの順ですが、《炎刃の達人》→ルーティングの順の方が打点を稼げて良いです。
サイドボードはどうせ手札から零れ落ちることになるので、墓地からも使い道があるカードを優先しました。
最後の感想ですが、回していてクッソ楽しい! でした。
以上です。
戦績について
肝心の戦績ですが、まだリーグには持ち込んでいません。
トナプラでは、上記デッキリストにしてからは9戦6勝3敗と幸先の良い戦績でした。
ちなみに負けた相手ですが、バーン、死の影、ブルースティールでした。勝った時は轢き殺す形に近かったので、どんなデッキなのかよく覚えてないです。
まだまだ自分自身がこのデッキのことを理解しきっていない感じがあるので、これから練習を重ねていこうと思います。
新しいパソコンが届いたらリプレイなどをアップロードすると思いますので、その時は色々指摘を頂けると嬉しいです。
今日はこの辺で。それでは、また。