血を血で洗う《異端聖戦士、サリア》投げつけ合戦
この女はなんなんですか!
と一番言いたくなるのがこのヒロイン。トラフトの加護を受けているだけあって、旧イニストラードに引き続き、最強クラスのクリーチャーとしてこんにちわ。
正直シンプルに強すぎるカードを考察しても楽しさ的には微妙なんですが、今後のスタンを定義しうるカードなので、随分と遅くなりましたが取り上げます。
まずはテキスト。
Thalia, Heretic Cathar / 異端聖戦士、サリア (2)(白)
伝説のクリーチャー — 人間(Human) 兵士(Soldier)先制攻撃
対戦相手がコントロールする、クリーチャーと基本でない土地はタップ状態で戦場に出る。3/2
びっくりするぐらい強いことしか書いていない。《進化する未開地》は2ターン寝てろと無慈悲に言われるし、ブロッカー出そうにも寝てろと言う。
カンパニーは回避能力に乏しい代わりに打点はめっちゃ高いので、サリアでブロッカー寝かされると時間稼ぎすらできない。
横並びに対して効果的な《墓後家蜘蛛、イシュカナ》をも仕事させないナイスウーメン。むしろ白い悪魔。
もしもこの勢いでサリアちゃんが台頭するようなことがあれば、デッキのカラーを減らす必要がありそうです。
基本土地は許されますし、タフネスは低めなので、《衰滅》や《コジレックの帰還》でどうにかしたいですね。
サリアのおかげでクリーチャーデッキは強化されたような気がしますが、実際はサリアのおかげでブロッカーを出しにくくなるので、クリーチャー戦が大きく荒れそうです。
サリアをサリアで潰す地獄絵図が前回のSCGでも見られたことでしょう。ああ、恐ろしい。
盤面がグダることを予想して除去を増やすことになったらカンパニーの不発率も上がりますので、なかなかバランスが求められますね。
一見ただツヨに見えて、実は繊細なカードは大好物です。
というかサリアちゃんってこんなに可愛かったんだな。
基本グリクシスカラー使いですが、正直白に浮気したくなりますね。《ヴリンの翼馬》と合わせて嫌がらせに特化したデッキとか組んでみたいものです。
今日はこの辺で。
それでは、また。