《ゲートウォッチ配備》で2枚捲れる期待値を計算してみた。
プレインズウォーカー。それはMTGの華であります。
ひとたび戦場に出れば、対戦相手を「こいつをどうにかしないと君は負ける」というミニゲームに参加させることができるすごいパーマネント。
それが《ゲートウォッチ配備》を使えば一度に2枚出るかも知れないってんだから驚きです。
ではデッキに何枚プレインズウォーカーを入れたら2枚引くことができるんでしょうか。
試しに期待値を計算してみましょう。ただし面倒なんで対消滅は考えないことにします。(さんすうの問題みたいだ)
仮にデッキに10枚プレインズウォーカーが入っていた場合、《ゲートウォッチ配備》で少なくとも2枚以上捲れる確率は約34%。
逆に1枚も捲れない確率は27%。意外と打率は低め。さすがに10枚じゃ足りないと申すか。
ではちょっと強気にデッキに20枚プレインズウォーカーを入れた場合も調べてみよう。
仮にデッキに20枚プレインズウォーカーが入っていた場合、《ゲートウォッチ配備》で少なくとも2枚以上捲れる確率は約73%。
逆に1枚も捲れない確率は約6%。これを高いと考えるか低いと考えるかは人それぞれだと思いますが、《ニッサの誓い》やマナクリーチャーが必ず必要になってくることを考えると、20枚以上プレインズウォーカーを積むことは難しいでしょう。
仮に《ゲートウォッチ配備》と《ニッサの誓い》をそれぞれ4枚ずつ積んだとき、土地の枚数を26枚と考えると、残りのスロットは6枚。
ここに色を安定させつつデッキ圧縮ができる《テラリオン》と全体除去を入れてしまったら、あっという間にデッキのスロットがいっぱいいっぱいです。
いやあ、《精霊龍、ウギン》が今のスタンにいれば話は違ってきたかもしれませんが、《死の宿敵、ソリン》や《燃え盛る炎、チャンドラ》ではちょっとカードパワーが足りない感じですかね。
カラデシュのエントリーセットにはプレインズウォーカーが確定で収録されるとのことだったので、ひょっとしたら《ゲートウォッチ配備》も実践クラスになる日が来るかもしれませんね。
楽しみです。
それでは、また。