《墓後家蜘蛛、イシュカナ》は緑”白”昂揚デッキの要になるか

このカードを考察するのが楽しみで仕方がなかった。

MTG史上初めての伝説の蜘蛛クリーチャー。旧イニストラードで《蜘蛛の発生》が大好きだったので、このカードは絶対使ってやろうと思っていました。

というわけで今日は《墓後家蜘蛛、イシュカナ》を掘り下げて行きます。

まずはテキスト。

《墓後家蜘蛛、イシュカナ》 (4)(G)
伝説のクリーチャー-蜘蛛

到達
昂揚-墓後家蜘蛛、イシュカナが戦場に出たとき、あなたの墓地にあるカードにカードタイプが合計4種類以上含まれる場合、到達を持つ緑の1/2の蜘蛛・クリーチャー・トークンを3体戦場に出す。
(6)(B):対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーはあなたがコントロールする蜘蛛1体につき、1点のライフを失う。

昂揚を達成していない限り、ただの5マナ3/5到達 7マナ払って1点ルーズと、やや抑え気味な効果。

しかし昂揚達成したとたん、実質5マナ 6/11 到達7マナ払って4ルーズとやりたい放題になるのが魅力。

今の環境はクリーチャーのカードパワーで圧殺されることが多いので、到達持ちのトークンを3体もばらまけるのは魅力的です。

とはいえ、無理に昂揚を達成させないといけないため、デッキパワーがやや低下することへの代償に比べては、やや効果が物足りないのは事実。4点とは言わず、10点くらい失わさせてやりたいところ。

というのも、何のリスクものなくアドバンテージとボードを固められる白緑デッキが台頭している今、ちょっとやそっとの効果じゃどうにもならないのは事実。

第一、《ドロモカの命令》を筆頭に白の除去と緑のアドバンテージが優れ、クリーチャーとPWの質に至っては他の追随を許さないほど抜きんでているんですよね。

だからあえて正攻法ではこのカードをつかなわないと決めています。

ではどうやって使うか。

緑白昂揚デッキの可能性について

今の環境、一番弱い色はなんでしょうか? 間違いなく黒です。完全に一人去っています。ゾンビと吸血鬼という2大不遇クリーチャータイプを擁するせいで、まともなクリーチャーが加入しませんでした。

さらに言うと、今回の異界月では、黒のレアに昂揚を使うカードはありません。

つまり、もう昂揚デッキとはいえ黒にこだわる必要はないんじゃないかと思います。

とはいえ、《墓後家蜘蛛、イシュカナ》の起動能力には黒マナが含まれているので、最低限黒の要素は入れないといけません。

しかし《死天狗茸の栽培者》や《ウルヴェンワルド横断》といった色サポートがあるので、タッチ程度なら黒を使う分には問題ありません。

また、昂揚達成パーツの《発生の器》に加え、異界月の新カード《過去との取り組み》や《収穫の印章》があるため、緑単体でも昂揚達成が可能です。

黒を触るうえで一番のメリットであった《精神壊しの悪魔》は確かに強力ですが、白の除去に見合うだけのカードパワーはないかと思います。

ではそこまでして加える白の要素とはなんでしょうか?

それは《ドロモカの命令》《石の宣告》など優秀な単体除去と、昂揚達成していれば必殺クラスの全体除去、《罪人への急襲》が使えることです。

また、《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》や《ゼンディカーの代弁者、ニッサ》を入れることができるため、地上戦では負けなしです。

白緑トークンの致命的弱点であった飛行戦力に関しては、《墓後家蜘蛛、イシュカナ》が問題なくカットしてくれるので、かなり安定感は増しますし、そして何より蜘蛛トークンを2人のプレインズウォーカーがどんどん強化してくれるんですね。

そして何より、白を加えることで《変位エルドラージ》を無理なく投入できるため、《墓後家蜘蛛、イシュカナ》のCIPや今回の両面カード《罪からの解放者》のCIPを使いまわすことができます。

これにより、ボードアドバンテージを確保することも可能です。これは黒の要素になってしまいますが、リミテッドは猛威を振るった《親切な余所者》のクリーチャー破壊効果を連射することも可能です。

どういうことかといいますと、《親切な余所者》が効果を使い《悪魔憑きの魔女》に変身しても、《変位エルドラージ》で明滅させることで、もう一度《親切な余所者》に戻すことができます。

とまあそんな感じです。

かなり長文になってしまいましたが、今回の《墓後家蜘蛛、イシュカナ》にはものすごく期待しています。

ぜひとも頑張ってほしいところ。

このデッキを組むぜ! って方は@iCtomoeにまでリプライ下さいな。

それでは、また。