母の料理スキルに追いつけない

ただの自慢だが自分の母親は料理がとても上手だ。実家に帰る楽しみの半分は母の手料理が占めている。

味付けが良いのはもちろんのこと、一つ一つの工程をとても丁寧にこなしているから、手料理においては完成の域に達していると思っている。

煮物やスープ類を作るときは、ちゃんと出汁から取るし、肉や野菜の下処理は完璧だし、ドレッシングなどの調味料も自分で作っている。安易に味の素などに頼らない姿勢も好ましい。

基本実家は外食しないので毎食母が料理を作っている。それでいて毎食主菜、副菜2種、汁物をバランスよく用意するのだから本当に尊敬する。

母の手料理で一番好きなのはお煮しめだ。毎年年末に作ってくれるんだけど、これ食べるのが一番の楽しみでもある。

一定以上の技術を持った人が時間と愛情をかけて作ってくれるのは大変にありがたいことだ。

そういった母の元育ったので、家を出てからはなるべく自炊するようにしているんだけど、正直母の領域に追いつくことは無いだろうなーと日々思う。

まあ、向こうは専業主婦だし、仕事帰りに閉店間際のスーパーで安いものを買って、手早く作る自分とはそもそもスタンスが違うのだけれど。

料理を作ってきた年数も倍以上離れているし、一食にかけられる時間やお金も断然違うからしょうがないとは思うんだけど、せめて足元ぐらいには追い付きたい。

で、追いつくにはどうすればよいのか割と真剣に考えたんだけど、味の素のようなうま味調味料を使いこなすことが現実的なんじゃないかと思い始めた。

時間も無いので母のように毎回出汁を取るわけにもいかないし、お金も無いのでたくさんの食材を使えるわけでもない。

そうなると、科学の力で安くておいしい料理をマスターする方が早いのでは、と思っている。

そこに愛情がこもっているかどうかは別としても、今よりもおいしいものを作るとなるとそれ以外手立てはないんじゃないかなーと思っている。

話は少し変わるが、オレンジページのような料理本を読むのが結構好きだ。

世の多忙な主婦のニーズに叶えるべく、様々な時短料理、安価な料理レシピが掲載されているのでとても参考になる。

だが、あの手の本って必ずと言っていいほど、味の素が登場しないよな。(そのくせめんつゆとか本だしとか出てくるのは不思議)

なのでオレンジページのレシピに味の素を放り込んでいくスタイルが、母の手料理に近づく一番の近道なんじゃないかなと思った。(むしろ差別化するにはそこしかないというか)

最近だと料理研究家のリュウジ氏が味の素を積極的に使用していくスタイルなので頼もしい。

昔の安価料理レシピといえば、はらぺこグリズリー氏が一番手だったけど、最近はリュウジ氏が人気だなーと思う。

人気の秘訣は他の料理レシピよりも工程が少ないのに、一定のクオリティを満たしているからだと思われる。

ああいったインターネットのバズ料理もいいけれど、母のような正統派スキルも身に付けたらいいなーって思う。

思うだけであんまり手は動かさないけど、まあ、ちょっとずつだけど自炊スキルを高めていけたらいいなって思う。

今日はこのへんで。それでは、また。