モダン初心者にオススメ!ウルザトロンを組んでみよう!【レシピあり】
モダマス3のスポイラー直前記念スペシャル。今日もモダンの安価デッキについて考えてみましょうか。
今日はモダンで対策しないといけないデッキ四天王が一人、ウルザトロンを掘り下げていきましょう。
(勢いで四天王なんて書きましたが現環境のモダン四天王といえば、親和、感染、ドレッジ、そしてウルザトロンでしょうか…?)
ウルザトロンとは?
《ウルザの塔》、《ウルザの魔力炉》、《ウルザの鉱山》という通称ウルザランドを速やかに3種類揃え、あっという間に7マナをひねり出すことを目的としたアーキタイプです。
《探検の地図》など優良サーチカードを使って土地をかき集め、3ターン目に無色のプレインズウォーカーである《解放された者、カーン》を唱える動きは率直に言って禁止級。
なぜウルザトロンが初心者向けなのか
金額のメリット
MTGにおいて最も妥協してはいけないものが土地カードです。しかし土地カードは多くのデッキで使うため、デッキの金額の大半を占めることもしばしばです。
(対抗色フェッチランド再録はよ)
しかし、ウルザトロンはデッキの土地の半分がウルザランドを用いるため、フェッチやショックランドを買うよりはうんと安くなります。
なんとこの土地、笑っちゃうくらい再録されているので、特殊土地なのに滅法安いんですね。
1枚100円前後で揃うので、ショックランド1枚でウルザランド一式が揃っちゃうんですね。
モダンでも貴重な2マナ以上出る土地が100円で使えるんだからお財布にも優しいです。
また、トロンは高マナ域の”フィニッシャー”を叩きつけるデッキのため、高額カードがたくさん必要になるってことはあまりないです。そういったところもお財布に優しいですね。
拡張性のメリット
ウルザトロンには様々な派生系が有ります。
最速を目指す赤緑トロン、安定の青トロン、最近流行りのエルドラージトロンなど同じトロンでも色々な型に派生できるので、一度ランドを揃えてしまえば色んな方向で遊ぶことができるのです。
自分にあった形で派生させられるので、きっと気に入ったデッキに育っていきます。
強い
一番はこれが理由ですね。ウルザトロンは魑魅魍魎が跋扈するモダン環境において、トップクラスの強さを誇るデッキです。
潤沢なマナから対処不能のフィニッシャーを叩きつけるのは本当に気持ちがいいです。
いくらスタンに比べ除去が豊富なモダンでも、3ターン目の《解放された者、カーン》なんてどうしようもないので…
しかも先程の派生で紹介しましたが、今のトロンはなにも《解放された者、カーン》だけに依存しません。
今は《歩行バリスタ》や《現実を砕くもの》といった優良無色カードが増えたので、純粋なミッドレンジとしても戦えます。
コンボからコントロールまで幅広くチューンナップできるので、対応しないといけない側からしたらたまったもんじゃありません。
安価で、種類が多く、そして何より強い。
そういった理由なので、初心者にオススメなのはウルザトロンというわけです。
せっかくなので今日はおまけとして青単エルドラトロンを紹介しますね。
安価ってほど安価じゃないですが、そこはまあ堪忍してつかぁさい。
以下デッキレシピ
生物21
《空中生成エルドラージ》4
《作り変えるもの》3
《難題の予見者》4
《現実を砕くもの》4
《希望を溺れさせるもの》3
《老いたる深海鬼》3呪文14
《探検の地図》4
《撤廃》3
《差し戻し》3
《歪める嘆き》2
《全ては塵》2土地25
《島》9
《エルドラージの寺院》4
《ウルザの塔》4
《ウルザの魔力炉》4
《ウルザの鉱山》4
基本的な動きはエルドラージを並べて《全ては塵》でドーン!というわけですな。
クリーチャーは現スタンで組めるよう意識したので、比較的スタンプレイヤーも移行しやすいんじゃないんでしょうか?
もちろん《精霊龍、ウギン》や《解放された者、カーン》を使うタイプはそれはそれで滅法強いので、お金に余裕がある人は是非組んでみてくださいな。
ちなみにサイド後は親の敵のように土地を割られるので、割られないようカウンターを増やすなり、割られることを前提に動いていきましょう。
この記事が誰かのモダン参入の参考になったら幸いです。
今日はこの辺で。それでは、また。