《暴力の激励》が出たことだし《静電気式打撃体》デッキを真剣に考えてみる
今日はこっそり強化されている《静電気式打撃体》についてまとめてみました。
霊気紛争前の《静電気式打撃体》デッキは、結局のところ《気宇壮大》か《アーリン・コード》がいないと話しにならなかったのに、そのどちらもがソーサリータイミングのパンプアップだったため、ややイマイチな使い勝手でした。
しかしこの《暴力の激励》が霊気紛争に収録されたことにより、《静電気式打撃体》の決定力は大幅に上がりました。
というのも、エネルギーが6つある状態で、《静電気式打撃体》に《暴力の激励》を使えば、あっという間に20/20トランプルの完成です。
割りと本格的な4ターンキルが望めます。
これは組まない手はありません。
というわけで、今日もちゃちゃっとたたき台のレシピを書いてみました。
《牙長獣の仔》or《シャイラ専有地の賢者》4
《導路の召使い》4
《通電の喧嘩屋》4
《ラスヌーのヘリオン》4
《静電気式打撃体》4
20《霊気との調和》4
《顕在的防御》4
《暴力の激励》4
《蓄霊稲妻》4
《アーリン・コード》2
18土地22
《暴力の激励》はチャンプブロッカーに弱い《ラスヌーのヘリオン》や《牙長獣の仔》の突破力を上げることができます。
そのため《静電気式打撃体》に依存しなくても戦えるデッキになったかと思います。
ただ除去への耐性が相変わらず《顕在的防御》だよりなので、右手の輝きが勝敗に大きく影響しそうですね。
次の環境で比較的お見えになりそうな《光輝の炎》や《ヤヘンニの巧技》に対して《ラスヌーのヘリオン》が頼りになりそうなので期待大です。
とはいえ次の環境はややコントロールが強そうな印象があるので、追加で対コントロールのカードはほしいところ。
やや悠長かもしれませんが、自身を呪禁で守れる《逆毛ハイドラ》なんてのも強そうな予感。
今回は土地を削ることでより素早いデッキを意識しましたが、土地にもう少しゆとりをもたせて、
《稲妻駆け》なんて入れてみるのも面白そうです。(ちょっとオーバキル感はあるかもしれませんが…)
ただ、対コントロールという視点で考えたら《生命の力、ニッサ》の方が良さそうかもしれませんね。
ちょっと話が戻ってメインボードの件ですが、《牙長獣の仔》より《シャイラ専有地の賢者》の方が良いかもしれませんね。
というのもこのデッキ、おもったよりもエネルギーの枯渇が早いので場に出るだけで《静電気式打撃体》の起動コストを満たせるカードは貴重かもしれません。
仮回しでは《ラスヌーのヘリオン》と《通電の喧嘩屋》がエネルギーをガンガン消費していってしまったので、エネルギーの管理については色々検討の余地はあるかもしれませんね。
例えば《アーリン・コード》を《放たれた怒り》に変更し、デッキとしての軽量化を行いつつ殺意を高めていくとか…
細かいことはメタゲームに合わせて色々調整していきましょう。
今日はこの辺で。それでは、また。