【SCGO】月の力を使いまわすニクスの星原デッキが上位入賞

2016年8月2日

毎度おなじみSCGOの上位デッキリストに、面白いエンチャントデッキがあったので紹介します。

異界月で気になっていた置物カウンター、《月の力》を《ニクスの星原》で引っ張ってくるエスパーのコントロールです。

一旦まわり始めれば、相手はまともに呪文を唱えられなくなる凶悪なコンボですね。

Lunar Force / 月の力 (2)(青)
エンチャント

対戦相手が呪文を1つ唱えたとき、月の力を生け贄に捧げるとともに、その呪文を打ち消す。

この他に最近やたらと充実しているエンチャント除去をふんだんに取り入れているので、時間稼ぎはお手の物って感じでしょうか。

グダらせてからの《ニクスの星原》が決まれば、バントカンパニーでもどうしようもありません。

《リリアナの誓い》や《ジェイスの誓い》のような、CIPが強力なエンチャントをうまいこと使いまわしてアドバンテージを稼いでいきたいところ。

今、ほとんどのデッキのエンチャント除去は、《ドロモカの命令》に依存しているので、不確定な布告除去では、《ニクスの星原》を処理できないので、なかなか難しい感じでしょうか。

とはいえ、クリーチャー化してしまったら《反射魔道士》の餌食なので、《ニクスの星原》を置くタイミングがシビアそうです。

以下デッキレシピ

Planeswalkers(3)
《灯の再覚醒、オブ・ニクシリス》1
《死の宿敵、ソリン》2

Spells(31)
《月の力》3
《絹包み》3
《ニクスの星原》4
《停滞の罠》2
《苦渋の破棄》2
《闇の掌握》2
《ジェイスの誓い4
《リリアナの誓い》3
《衰滅》3
《次元の激高》1
《破滅の道》2
《精神背信》2

Ladns(26)
《島》1
《平地》4

《沼》4
《コイロスの洞窟》1
《進化する未開地》4
《大草原の川》4
《乱脈な気孔》4
《窪み渓谷》4

Sideboard
《不毛の地の絞殺者》2
《死の重み》1
《隔離の場》1
《絹包み》1
《溺墓での天啓》1
《否認》3
《保護者、リンヴァーラ》2
《強迫》2
《無限の抹消》1
《精神背信》1

サイドボードにある《不毛の地の絞殺者》がおしゃれですね。追放したクリーチャーを昇華しつつ、他のクリーチャーを除去できるのは偉い動きです。

しかもエンチャント自体は場に残るので、《ニクスの星原》の弾に使えます。

かなり多色土地に依存しているので、《異端聖戦士、サリア》がかなりの脅威でしょうか。

とはいえ、サリアのタフネスならよっぽどのことがない限り、《衰滅》で流せるので、致命的ってほどではない感じですかね。

ライフゲイン手段が6マナ以降にしかないので、アグロをどう捌いていくのかが問題ですね。

こういった面白い試みをしているデッキが上位入賞すると嬉しいですね。

同大会のTOP8に《押し潰す触手》デッキもあったので、それも面白そうです。

他にユニークなデッキをご存知な方は、@iCtomoeにまでリプライ下さいな。

以下ソース

18th Place at StarCityGames.com Standard Open on 7/30/2016

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