【SCG-OPEN】サリアの副官を4積みの白単人間が準優勝
SCGが主催しているBALTIMORE OPEN WEEKENDより、Kellen Pastore氏の白単人間が潔い。
1マナクリーチャーを15枚も採用しているだけあって、恐ろしい速度。
特に気になるのは、《アクロスの英雄、キテオン》。
オリジンで公開された時は、あのティボルトすら凌ぐ、1マナのプレインズウォーカーとして一躍脚光を浴びましたが、相方や環境に恵まれず、ストレージの奥底で息を潜めていました。
しかし、《サリアの副官》や《スレイベンの検査官》といった優秀な相方を手に入れた今、キテオンくんはようやくギデオンになりました。(何言ってんだ)
どちらかと言うと、《サリアの副官》のおかげで《領事補佐官》や《白蘭の騎士》といった軽量先制攻撃持ちクリーチャーが大幅に強化されたことと、《スレイベンの検査官》や《町のゴシップ屋》といった優秀な1マナクリーチャーのおかげで展開力が上がったことで、キテオンくんが変身できる可能性が大幅に上がったことが要因でしょうか。
《永遠の見守り》や《グリフの加護》と言った小型クリーチャーをサポートするカードも増えましたし、《石の宣告》という万能除去を手に入れたのも大きいです。
この白単人間は《徴税の大天使》を切り、さらに速度を上げているのが印象的です。
以下デッキレシピ
《領事補佐官》2
《ドラゴンを狩る者》3
《探検隊の特使》2
《ハンウィアーの民兵隊長》3
《白蘭の騎士》4
《サリアの副官》4
《スレイベンの検査官》4
《町のゴシップ屋》3
《アクロスの英雄、キテオン》3
Creatures 28《永遠の見守り》3
《グリフの加護》3
《停滞の罠》2
《石の宣告》4
Spells 12《平地》19
《ウェストヴェイルの修道院》1
Lands 20《フェリダーの仔》2
《ランタンの斥候》1
《絹包み》2
《停滞の罠》1
《神聖なる月光》1
《荒野の確保》3
《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》3
《ウェストヴェイルの修道院》2
《ハンウィアーの民兵隊長》と《サリアの副官》のベストカップリングっぷりが半端ないな!《ウェストヴェイル教団の指導者》に変身すれば《サリアの副官》はぐんぐん大きくなるし、《ウェストヴェイル教団の指導者》が先出しになっていても、《サリアの副官》によって並んでいる人間トークンが一回り大きくなるとかなんていう悪夢。
《ハンウィアーの民兵隊長》が先か《サリアの副官》が先か。どちらにせよ脅威には変わりがないな。
やっぱりイニストラードにおいての最強の部族は人間だな!
なにげにメインから積まれている《ウェストヴェイルの修道院/不敬の皇子、オーメンダール》がいい味出している。
確かに《ウェストヴェイルの修道院》から生み出せるトークンは人間だから、《サリアの副官》とも相性がいいし、《ウェストヴェイル教団の指導者》のトークン生成能力のおかげで、わりとオーメンダールへ変身させるのが夢物語じゃないってのがいいね。
コントロール対策では、サイドボードに《ウェストヴェイルの修道院》が2枚積まれていたり、大きい方のギデオンが3枚積まれている感じですしょうか。
今回のSCGの上位デッキの中では一番イニストラードを覆う影のカードが多い感じですね。
やっぱ環境初期は白ウィニーが絶対正義ですね。
次のメタはどうなることやら・・・。
ソース
Mono-White Humans Kellen Pastore
マジック:ザ・ギャザリング イニストラードを覆う影 ブースターパック(日本語版) 36パック入りBOX
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