【異界月】約束されたぶっ壊れ、エムラクールをスタンで使おう!

2016年6月28日

なななんと、イニストラードを覆う影の正体は、最後のエルドラージ、エムラクールだったんだ!

うん、知ってた。

知ってた速報とはいえ、エムラクールの登場は誰もが待ちわびていたかと思います。

精神隷属器の劣化的な誘発能力のせいで、あまりカードパワーが評価されていない気がしますが、とんでもない。

これが弱いと感じるのなら、あなたはだいぶ狂気に侵されていると思うんですわ。

以下カードテキスト

約束された終末、エムラクール (13)
伝説のクリーチャー-エルドラージ:神話レア

約束された終末、エムラクールを唱えるためのコストは、あなたの墓地にあるカードに含まれるカード・タイプ1種類につき(1)少なくなる。
あなたが約束された終末、エムラクールを唱えたとき、対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーの次のターンの間、あなたはそのプレイヤーのコントロールを得る。そのターンに続いて、そのプレイヤーは追加の1ターンを得る。
飛行、トランプル、プロテクション(インスタント)

13/13

約束された終末、エムラクールの最大のポテンシャルは、マナコスト軽減から出てくる13/13 飛行 トランプル 除去耐性 だと思うんです。

たしかに前回のエムラクールと違い、唱えたら勝てるというカードパワーではなくなりましたが、今回のエムラクールは、”割と簡単に唱えらえられる”というのが最大の強みなんですね。

ウラモグやコジレックを遥かに凌ぐ軽さ。最大7マナ軽減できるため、部族呪文が使えるモダン以下では、6マナでこんにちわするんですね。

個人的な意見としては、このエムラクールの比較対象は、他のエルドラージではなく、かつてのタイタンシリーズと比較するのが適切かと思われます。

仮にこのエムラクールをタイタンと考えると、どれだけイカれてるのか想像つくでしょうか?

精神隷属器の効果のおかげで、間違いなく相手のクリーチャは一体倒せますし、そこから手札をボロボロにできるんですね。

例えば対戦相手のクリーチャーに対して除去呪文で打とうものなら、その時点で0/2交換なわけですよ。まだこっちには13/13 飛行トランプルとかいうバケモノが残っているので。

いくらターンを返してしまうとはいえ、こんな絶望的な状況からどうしろと、、、、と愚痴りたくなることもうけあい。

もっといえば、旧エムラクールと違い、「まだ負けていない」ので、投了すらできないという生殺し。

一度でもプレイされた相当うんざりすると思うのは私だけでしょうか?

そんな新エムラクールをモダン以下で使うのは簡単ですが、やっぱり使うならスタンダートでも遊びたいところ。

まず唱えるためには、土地、クリーチャ、アーティファクト、エンチャント、インスタント、ソーサリー、プレインズウォーカーをバランスよく落とさないといけません。

墓地に落とすとなれば、使う色は昂揚サポートも望める緑と黒でしょうか。

今のところは、スタンには土地クリーチャーやエンチャントクリーチャーのようなカードタイプを複数持つカードが、《搭載歩行機械》のようなアーティファクトクリーチャーしかいないのが悩みでしょうか。

土地は《進化する未開地》があり、エンチャントは《発生の器》があるため、《搭載歩行機械》がいれば、4つ程度なら簡単に達成できそうです。

プレインズウォーカーは《搭載歩行機械》などとも相性がいい《ゼンディカーの代弁者、ニッサ》あたりが無難でしょうか。

問題のインスタント・ソーサリーですが、ソーサリーは、序盤の土地安定と、後半のエムラクールサーチが望める《ウルヴェンワルド横断》は4毎安定ですね。

最大の問題はインスタントなんですが、流石に《餌食》じゃ役割弱いしなーと思っていたら、とっておきのカードを発見。

そう、《歪める嘆き》です。エルドラージトークンを出してマナ加速も狙えますし、エムラクールの弱点であるソーサリーも弾くことができます。

次の環境でもお目にかかりそうな、《ヴリンの神童、ジェイス》にも一定の役割が持てますし、これは時代が来てるんじゃないんでしょうか。

こうなると黒のサポートが必要なくなりますので、青を足して《ヴリンの神童、ジェイス》や《深海の主、キオーラ》などで墓地肥やしとマナ加速を狙ってもいいですね。

とくに《ヴリンの神童、ジェイス》と《ウルヴェンワルド横断》の相性がエグいぐらいいいので、ぜひ使ってみたいところ。

あとは優秀なマナクリが来れば完璧ですねー。

とまあ、こんな感じでお膳立てはすでにされているので、約束された終末、エムラクール先生の今後の活躍に期待です。

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